3月15日 (木曜日) 晴れ
ポッドの種蒔き。
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スミレなどを並べ替えて少し庭掃除。
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昨秋に蒔いた草花の種が育ってきた。
草花はあまり庭に作らないのだが、
今年は少々やってみようと思っている。
リタリアと言う名前の草花の種を
結構いいかげんに蒔いておいたものがいっぱい出てきた。
~~~~~~~~~~~~~
調べてみたら”胡麻の葉草”科の”姫金魚草”のことだった。
リナリア
(姫金魚草(ひめきんぎょそう))
・胡麻の葉草(ごまのはぐさ)科。
Linaria(リナリア)は、ギリシャ語の 「linon(亜麻)」が語源。
この亜麻という植物に似ていることから。
また、亜麻から採る繊維をリネンと呼ぶ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
話はサクラの事
かつて日本人は、地域によって異なる種類の桜を楽しんでいた。
古来。 桜の名所として知られる吉野山を抱える近畿地方では、
なんといってもヤマザクラである。
▼「願わくば花の下にて春死なむその如月の望月の頃」。
こんな辞世の句を残すほど桜を愛した西行法師も、
旅の途中で目にしたかもしれない。
紀伊半島南部で群生する早咲きの桜が、
ヤマザクラとは違う品種であることがわかった。
約100年ぶりに発見された、国内で10種目の野生種となる。
三重や和歌山にまたがる熊野地方にちなみ、
「クマノザクラ」 と名付けられた。
▼テレビのニュースで、各地の桜の開花予想や桜前線が話題になるようになった。
花見のシーズンも目前である。この場合の桜はほとんどの場合、
ソメイヨシノを指す。
なにしろ現在、日本の桜の8割を占めている。
▼幕末から明治にかけて園芸が盛んだった染井村(現在の東京・駒込)の植木師が、
「吉野桜」として売り出したのが最初とされる。
花付きがよく成長が早いため、急速に全国に広まった。
一斉に咲いて散る性質も、日本人好みといえる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼もっとも近年、その弱点も指摘される。
接ぎ木による栽培によってすべての木が同じ遺伝子を持つため、
病気が流行しやすい。
特定外来生物である「クビアカツヤカミキリ」が、
木の幹を食い荒らす被害も相次いでいる。
このため各地で、「ソメイヨシノ離れ」も起きているという。
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▼熊野地方でも、
植栽後60年以上たったソメイヨシノをクマノザクラに植え替えようと、
苗の育成が始まっている。
確かに鮮やかなピンク色の花が特徴の桜は、観光の目玉になり得る。
ソメイヨシノ一辺倒から他品種の桜へと
歴史回帰の転換点を迎えているのかもしれない。
===========
違いを調べてみた。
ヤマザクラ(左)とクマノザクラ(中)、カスミザクラ(右)の花序(赤丸が花序柄)
ポッドの種蒔き。
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スミレなどを並べ替えて少し庭掃除。
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昨秋に蒔いた草花の種が育ってきた。
草花はあまり庭に作らないのだが、
今年は少々やってみようと思っている。
リタリアと言う名前の草花の種を
結構いいかげんに蒔いておいたものがいっぱい出てきた。
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調べてみたら”胡麻の葉草”科の”姫金魚草”のことだった。
リナリア
(姫金魚草(ひめきんぎょそう))
・胡麻の葉草(ごまのはぐさ)科。
Linaria(リナリア)は、ギリシャ語の 「linon(亜麻)」が語源。
この亜麻という植物に似ていることから。
また、亜麻から採る繊維をリネンと呼ぶ。
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話はサクラの事
かつて日本人は、地域によって異なる種類の桜を楽しんでいた。
古来。 桜の名所として知られる吉野山を抱える近畿地方では、
なんといってもヤマザクラである。
▼「願わくば花の下にて春死なむその如月の望月の頃」。
こんな辞世の句を残すほど桜を愛した西行法師も、
旅の途中で目にしたかもしれない。
紀伊半島南部で群生する早咲きの桜が、
ヤマザクラとは違う品種であることがわかった。
約100年ぶりに発見された、国内で10種目の野生種となる。
三重や和歌山にまたがる熊野地方にちなみ、
「クマノザクラ」 と名付けられた。
▼テレビのニュースで、各地の桜の開花予想や桜前線が話題になるようになった。
花見のシーズンも目前である。この場合の桜はほとんどの場合、
ソメイヨシノを指す。
なにしろ現在、日本の桜の8割を占めている。
▼幕末から明治にかけて園芸が盛んだった染井村(現在の東京・駒込)の植木師が、
「吉野桜」として売り出したのが最初とされる。
花付きがよく成長が早いため、急速に全国に広まった。
一斉に咲いて散る性質も、日本人好みといえる。
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▼もっとも近年、その弱点も指摘される。
接ぎ木による栽培によってすべての木が同じ遺伝子を持つため、
病気が流行しやすい。
特定外来生物である「クビアカツヤカミキリ」が、
木の幹を食い荒らす被害も相次いでいる。
このため各地で、「ソメイヨシノ離れ」も起きているという。
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▼熊野地方でも、
植栽後60年以上たったソメイヨシノをクマノザクラに植え替えようと、
苗の育成が始まっている。
確かに鮮やかなピンク色の花が特徴の桜は、観光の目玉になり得る。
ソメイヨシノ一辺倒から他品種の桜へと
歴史回帰の転換点を迎えているのかもしれない。
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違いを調べてみた。
ヤマザクラ(左)とクマノザクラ(中)、カスミザクラ(右)の花序(赤丸が花序柄)