中さん

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日記(12.21)忘年会と酒道

2017-12-21 19:46:17 | 日常
12月21日   (木曜日)  

 江戸の町奉行所の年末年始はどんなだったか。
 仰天する記録がある。

「御用納」は25日
 その祝いに与力同心の知り合いも客として集まり、
 引き続き歳忘れ」と称して
 何と大みそかまで飲み明かしたという


 ▲園田英弘さんの著書「忘年会」で知った天保年間の話だが、
  いやはやとんでもない大忘年会もあったものである。

  年明けも正月17日まで諸藩の留守居役などの年礼客、
  芸者やたいこ持ちらも入り乱れて気ままに飲み暮らしたそうな!
~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ▲武士の酒宴のけじめのなさにあきれていたら、

  それと対照的な武家の「酒道(しゅどう)」について
  醸造学者の小泉武夫さんが書いているのに出合った。
  江戸時代は茶道や華道などと並んで、
  精神修養をめざす酒道もあった(「江戸の健康食」)

 ▲その「主人設け」という武家の酒宴は、
 「座主(ざす)」が2人の接伴役(せっぱんやく)とともに
  客を供応する。

  客は「肴(さかな)司(し)」という進行役に従い
  「廻(めぐ)り盃」「競(せ)り盃」などの作法で酒を飲むが


  その間正座を崩さず背筋を伸ばし、
  酔って乱れる者はいない。


~~~~~~~~~~~~~~~
 ▲かた苦しい「酒道」が明治になってすたれたのは分かるし、
  だらだらと続く酒宴がなくなったのもよかった。
  世は忘年会シーズンである。


  江戸時代からある年中行事で、
  現代の方がさかんに行われているものの筆頭が忘年会のようだ。

 ▲背筋を伸ばして飲めば体内に送られる酸素が増えて
  悪酔いをしにくいというから、
  昔の酒道にも合理性はあった。
  酔ってのパワハラ、セクハラめいた言動、
  車の運転が断じて許されないのは
  今日の酒道である。
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★次回の忘年会には背筋を伸ばしてみようか?
 そんなことも酒が入れば、口の方が忙しくて
 背筋は伸びないであろう。
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日記(12.21)冬至 ハイキングクラブ忘年会

2017-12-21 17:51:05 | 日常
12月21日  (木曜日)  晴れ

寒い朝だ!

西高東低の気圧配置だ。この地はまだ寒いと言っても・・さほどではない。
ただ乾燥が凄く、喉も乾く。
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明日は冬至だ。
  冬至とは、簡潔に言うと一年の中でもっとも日照時間が短い日の事を言います。
  日照時間が短いという事は、昼が短く夜が長い、というわけですね。

  太陽はこの日、南回帰線の真上にあり、
  北半球では正午の太陽の高さが一年中で一番低くなります。
  冬至の日は、太陽の昇る高さが一年でもっとも低くなるので、
  必然的に日没が早くなるというわけです。

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  2017年の冬至は12月22日になります。
  中国では冬至を境に太陽の力が復活するという考えから、
  『易経』には「一陽来復
   という言葉が残されています。

  また古代の中国では、冬至の日を一年の始まり、
  太陽の復活の日として暦を読んでいた事もあり、
  冬至の日はおめでたい日とされてきました。

  昔からこの日を一年の境目として祝う習慣があり
  旧暦11月1日が冬至にあたった年は、「朔旦冬至」と
  言って特に喜ばしいとされ、宮中では祝宴が催されたと言います。

  クリスマスは、太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祝祭と、
  キリストの生誕が結びついたもので、
  その年の冬至が12月25日だったため、
  諸説あったキリストの降臨日が12月25日になったといわれています

  また民間でも、冬至の日になると、邪気を払うということで、
  赤い小豆を使った小豆粥や、体内にたまった砂を出すと言われる
  コンニャク、カボチャ(南瓜ナンキン)などの
  『ん=運』が付くものを食べたり、
  柚子湯に入る習わしが今でも続いています


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本日は
35期いきがい大学のハイキングクラブの忘年会
行田市の”割烹 いこい”で行われた。

参加人数は、スタート7年前のあの時期に比べると
年も重ねて、大分少な目であったが、色々話題もあって
それなりに各自の近況も聞けて良かった。


15時には終了。
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日記(12.21)年賀状

2017-12-21 10:38:55 | 日常
12月21日  (木曜日)   晴れ
コラムに・・
 「賀状書く」は、年の瀬の季語とされる。
 <世のつねに習ふ賀状を書き疲る>(富安風生)。
 気ぜわしくとも親しい友や世話になった人たちを思い浮かべ、
 日頃の無沙汰をわびつつ一筆したためる。
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▼<賀状書く喪中幾葉かへし読み>(川畑火川)。

 年賀の欠礼を告げるはがきが例年になく多い。
  知人やご身内の訃報に人生の出会いと別れを実感させられる。
  何ともせつなく、つらい。
 
▼昨今は家族葬が増え、欠礼状で初めてご不幸を知ることもある
 多くは年賀辞退の簡潔な文面だが、
 それぞれに人生模様があったに違いない。

 詳しい事情や最期の様子はうかがえぬが、
 遺族の寂しさが伝わってくる。
   ★私も今年は喪中のはがきが多かった

日本人の平均寿命は、男性80・98歳、女性87・14歳
 年老いた父母ならば天寿と、それなりに納得もできよう。

 だが逆縁の働き盛りのご子息らとあれば心痛む。まだ若い。
 やり切れぬ。

▼死別の哀惜は容易に癒やされることはない。
 この一年を振り返り、最愛の家族を失った悲しみを
 新たにされているのだろうか?

▼ところで少子高齢化に伴いペットも大切な家族の一員となっている。
 愛犬や愛猫が旅立ったとの喪中はがきが増えていると聞く。
 ペット葬儀も珍しくなく、さもありなん

 師走も残りわずか。賀状を元日に届けるには、
 そろそろ仕上げを急がねばなるまい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★100枚ほどの年賀状も書き終えたが・・。
 いつまで手が震えずに筆や鉛筆を持てるかな!
 ~~~~~~~
来年は”戌年”だ!


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日記(12.21)危機一髪

2017-12-21 10:07:11 | 日常
12月21日  (木曜日)   晴れ

映画「007」シリーズの第2作、
「ロシアより愛をこめて」は日本公開当初「007 危機一発」のタイトルだった。

後に映画評論家になる水野晴郎さんが、
危機一髪と銃弾の一発をかけて作った邦題だという

▲おかげで国語の試験で「危機一発」と書いてしまった方もおられよう
 ちなみに危機一髪という熟語は危ういことを
 「千鈞(せんきん)を一髪で引くごとし」--

 1本の髪で途方もなく重い物を引くような事態にたとえた
 中国の古典から生まれた。

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▲公開写真を見たら、まさに「危機一髪」、あるいは「間一髪」だった。
 先日のJR西日本の新幹線のぞみの台車の亀裂である
 縦17センチの台車鋼材に下から14センチにわたって亀裂が入っており、
 残りわずか3センチで大重量を支えていたのだ

▲そこが破断したなら高速での脱線の恐れがあったのがよく分かる。
 この台車で3時間、700キロ以上を乗客をのせて走行したのだから、
 重大事故と乗客の無事を分けたのは髪ならぬ紙一重の差だった

JR西日本は12年前の福知山線脱線で安全文化の欠陥を指弾された。
 そんな過去も間一髪の事態への人々のまなざしを険しいものにしている。
 同社にとって事故を免れたのは偶然で、
 今後の安全策の改善を果たしてこそ幸運と呼べる。


こと鉄道についてはJRや大手私鉄の架線切れや停電、
 車両破損などのトラブルが相次いでいる。
 金属疲労の可能性がある今回の台車破損も含め、
 背景に設備老朽化を指摘する声もある。

 最後の一髪までもが細くなっていないか、心配だ
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 金属疲労も大きな課題だが
★正確な運行管理や遅れに対する社内ペナルティーなども
 あって結局、大阪も通り過ぎて名古屋まできてしまったのか?
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