「しあわせ」~すべてのマーケットトレーダーへ~

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真実は事実よりも「奇」なり(笑。

2012-11-25 14:43:26 | 投資

こんにちは。

 

日増しに冬景色が増していきますね。

皆さまも風邪など召しませぬように、ご自愛くださいませ。

 

先週はずっと、都内に出ていたので更新が遅れて申し訳ないです。

また、よろしくお願いいたします。

 


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先週はよく、上昇しましたね。

安倍さんの発言に関しては、喧々諤々のご意見がみなさん、あると思いますけど。

 

タイトルは少し変なのですけどね。

 

事実としては。

日本の「最近」の政治家で

株価をこれだけ上昇させ、円安に誘導させた政治家は皆無であった。

ということですよね。

私も見方が間違っていたのかな?とは、思っています。

そう、要するに安倍さんの発言に関して、見立て違いなのかな?と思っています。

 

普段から。

マーケットの要因を考えるにあたっては、国内の事情よりも。

国際的な流れを大切にしなければいけない、とこのブログでも散々いっておりますけど。

 

今回のこの安倍さんの200兆円のバラマキ政策は、国内に限った話では。

過去に日本単独で緩和に向かった場合、よくなるのは、1年から1年半で、効果など殆ど期待できないというのが私の認識です。

これは、リーマンショック直後に行った、国際協調金融緩和、

そのほか、アメリカの財政危機、東日本大震災の危機にしても、皆、国際協調金融緩和を行っているのですけど。

こういうときはいつも、「ドル資金供給オペ」とか、いつも表現しているのですけどね。

私も初めて、ドル資金供給オペ?って、何?それ?

と、思っていましたが、

簡単にいえば、お金のバラマキ、金融緩和と一緒のことです。

 

去年の11/25にやはり、ドル危機においてやはり、ドル資金供給オペを行って、マーケットが底打ちしているのですけどね。

このときは、BOJ,ECB,FRBの協調介入です。

現実的に殆どの金融銘柄が底打ちをしています。

そして、今年2月のBOJの金融緩和と追い打ちをかけ。

9月のECBとFRBの無制限金融緩和になっているのです。

 

いづれも、マーケットを強力に立ち上げる起爆剤となっています。

 

これを、時系列で並べていくと。

結局、国際的な協調介入においても、効果は、もって半年であって。

その後、新たな問題が起こってまた下落ということを繰り返しています。

 

そして、今度、日本の首相になる予定の安倍さんが日銀に対して、命令口調で、緩和しなさい!!!!

と、いった訳であって。

それが、まだ首相になれるかどうかも?わからない人の発言を受けて、マーケットが上昇し始めているのです。

 

200兆円の財政支援か金融緩和かはよくわかりませんが。

とにかく、日本の1年間のGDP総額が、470兆円ですから。

極めて、天文学的な数字ということはおわかりになると思います。

200兆円の財政出動をするといえば、当然、記者から財源は?と聞かれるので。

安倍さんは、苦し紛れに日銀に引き受けさせる、といったのが真相ではないのでしょうか?

 

事実、安倍さんは、日銀の国債直接引き受けに関して、そんなことをいった覚えはない、という釈明をしていますが。

ここまではいいんですけど。。。。。

私もこの発言を聞いて大丈夫か?この人?と思ったのですが。

「高名な学者先生が、こういった金融緩和をすれば、デフレが脱却できるといったから、こういった」

と、発言したことに。

なんというか、笑ってしまうというよりか、

これがうまくいかなかったらその学者先生の所為にする気か?と思ってしまいました。

政治家というのは、基本的には自分のいったことは誰彼がいったから、こういったなんて発言するなんて、単なるアホとしか思えないんですけど。

それこそ、無責任としか言いようがないと思う訳でしてね。

 

私が、安倍さんが嫌おうが好こうが。

前にも書いたように。

最近の政治家の政策で、株価やドル円相場が上昇したことなんか、皆無だったのが上昇した。

これは、事実なんですよね。

前の政権でお腹が痛いといって、政権を投げ出し、不景気のど真ん中で美しい日本!と叫び、

美しくない、消えた年金事件を起こした、人というイメージなんですけどね。

 

社会保障にしても、消費税にしても、TPPにしても。

何の文句を言われようが。

景気がよくなったら、殆どの問題は解決すると思っています。

だから、株価を上げた人はマーケットトレーダーは礼賛すべきだと思います。

 

底値を張っていたような日経も立ちあがったようにも思えます。

もう、売りつくしたという感じですので、あれ以上売りたたいても下がらなかったでしょうね。

だから、我々、マーケットトレーダーは、買いしか選択肢がなかったんですよね。

新安値を更新してもどんな金融銘柄にしても。

大胆な新安値更新はなく、ちょぼり、ちょぼりの新安値更新ばかりで。

完全の下げ渋っていたのですけどね。

だから、買いですよ、と、ずっと今年の前半から騒いでいたのですけどね。

 

だから、人物の好き嫌いは別に。

安倍ちゃん株価をあげてくれてありがとう!!!!!!

ということ、だよね。

いままでは愚鈍に買い、買いと叫ぶしかなかったけどね。

 

さて、もう逆張り帝王も復活してくるんだろうね。

こうなると、ボラが出てくるから楽しい。

ただ、財政の崖が何の問題もなしに、マーケットがスルーするとは個人的には思うんですけどね。

 

ただ、去年の今頃よりは、アメリカも若干持ち直しているし、昨年のように、グダグダに売られるということはないと思いますけどね。

 

私はね。

今回、安倍さんが仮に首相になって、緩和したとしてもね。

野田さんや、白川さんがいうように。

政策を伴っていなかったら、また借金だけが増えるだけと思っています。

その試金石は通常国会の衆議院の定数削減だと思うのね。

野田さんはできっこない、と思って、安倍さんにぶつけたと思うんだけど。

私もできない、と思うよ。

 

自民党の野党の時代なんて、見ていると、なんか文句垂れになり下がったな、というのが素直な感想ですけど。

この緩和と、定数削減くらい、大見栄を切った以上、きっちりやってほしいもんですね。

 

結局ね、この緩和は日米欧の協調介入と一緒の効果があるということをいいたかっただけなんですよね。

だから、最初に大きい金額をブチ上げてしまうと、効果が減るから日銀は、小出しにしていたのね。過去の経験から。

とにかく、景気のカンフル剤として、これからも緩和し続けるしかないのね。

最初から、200兆円なんて決めてしまうと。

その金額まで達したときにいいわけができなくなってしまうのです。

だから、欧米は無制限にしたんですよ。

いくら、カンフルを打ったところであまりよくならない、というのが、私の見建てですけどね。

しかし、今まで、事実を確認するまで、上がらなかったマーケットが、事実を確認する前に上昇してしまうなんて。

景気がいいとき以外ないわけですよね。

だから、本当に、亀の歩みだけど、世界経済はよくなっているのかもしれないね。

 

目先の動きはまた明日書くけど。

私は当初の方針通り、この買いに対しては、そんなにおっかける気はないのは変わらないでしょうね。

なぜ?

本当の買い相場なら買い遅れても十分、勝算はあるからね。

なには、ともあれ、名付けて「安倍さんありがとう!相場」万歳!!!!!!

 

 

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明日からのマーケットにみなさんにいっぱい、いっぱーーーーーーーーーーーーい幸せがきますように!!!!!

 

 

竹井 健二

 

 

 

 

 

 

 



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