釧路市社会福祉協議会ブログ

釧路市社協の活動や共同募金活動を紹介していきます。

阿寒町ボランティアのつどい開催!~災害をテーマに理解を深める~

2014-12-02 21:01:34 | ボランティア・福祉教育

阿寒支所主事の苕野(くさの)穣です。

11月29日(土)、阿寒町ボランティア団体連絡協議会との共催による、「阿寒町ボランティアのつどい」を釧路市阿寒町公民館において開催いたしました。

この「ボランティアのつどい」は、阿寒地域で行われているボランティア活動の情報交換と実践者のネットワークを目的に毎年開催されています。

今年は、災害や災害ボランティアをテーマに、阿寒地域のボランティア実践者及び関係者118名が参加いたしました。

2011年の東日本大震災以降、全国的にも災害ボランティアに注目が集まっていますが、9月の御嶽山の噴火や先日の阿蘇山の噴火など、同じ活火山である雌阿寒岳を保有する阿寒地区においても、地域としてどのように助け合う体制を構築するのかが課題となっています。

今回は、2000年に発生した有珠山噴火に際し、長万部町ボランティア連絡協議会会長として、長万部町内に開設された避難所の運営に尽力された、長万部町社会福祉協議会副会長・呉 敏弘(くれ としひろ)氏をお招きし、「災害は忘れた頃にやってくる。今は忘れないうちにやってくる。」と題して、多くの被災者を受入れた経験から、避難所でのボランティア活動の様子について、笑いも交えながらわかりやすくお話いただきました。

また、当日は行政説明として、釧路市総務部防災危機管理監の佐々木信裕氏より「阿寒地区の自然災害を知る」と題して、地震や水害、雪害や火山噴火など阿寒地区で想定される自然災害について詳しくご説明いただき、参加者は自分の町にいつ起こるかもしれない自然災害について理解を深めていました。

そのほかにも、今年8月に行われた「リーダー研修会」の参加報告のほか、7月~8月の夏休み期間中に行われた「夏のボランティア体験・職業体験」の体験発表として、釧路市立阿寒湖小学校と釧路市立阿寒中学校の児童生徒6名による感想文が披露され、児童生徒の発表に会場からは大きな拍手が送られていました。

 

 


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