2月21日(水)、釧路市生涯学習センターにて、
釧路市連合町内会・釧路市民生委員児童委員協議会・釧路市社会福祉協議会の三者連携事業として、
令和5年度地域福祉フォーラムが開催され、約70名の方にご参加をいただきました。
今回は、北海道教育大学教育学部函館校 国際地域学科教授 齋藤征人さんに『地域のつながり直し~集いの場づくりで地域に活気を!~』と題し、講演をいただきました。
地域づくりやまちづくりは人と人とのつながりの中から生まれていきます。コロナ禍により近隣とのつながりが減ってしまった地域において、もう一度つながり直しを考える中で顔と顔を合わせて「集う」ということがキーワードとなります。
サロンや地域食堂など地域の誰もが気軽に集まれる場所であり、人と情報が集まる場所としての集いの場づくりについて話が展開しました。
会場では多くの参加の方々がご自身の地域に照らし合わせながらしきりにうなづいている様子が感じられ、講演後のアンケートでは「何かを始めてみたい」と意識される方も多くいました。
民間(地域)の活動は行政サービスとは異なり、公平性や持続性を考える必要がないため、義務としてではなく意欲のある方々が楽しみながら気楽に続けていくことがカギとなります。また、地域の住民はお客ではなく、アイデアや特技を持った資源と考えて一緒に協力してもらうことでつながりの輪が広がっていくということも大切な視点になります。
「顔の見える関係」づくりに向けて何か地域で活動を始めようと思われた方は、お気軽に社協までご相談ください。
【本所・地域福祉課地域福祉推進係担当】