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日々新たなり/日本語学2020

章句

2021-09-04 | 日本語学2021

論語章句と用いる。章句の解釈をおこなう。そこに句読が見える。章句は、いまでいう文法を用いた成果、訓読をするのは国語文法そのものである。
たとえば、>大学章句、『大学』の章句の句読を切って意味を解釈する. - 白水社 中国語辞典

https://eiichi.shibusawa.or.jp/features/jikkenrongo/rongo.html
>「論語章句一覧」ページ
学而第一
章番号 章句
01-01 子曰、学而時習之、不亦説乎。有朋自遠方来、不亦楽乎。人不知而不慍、不亦君子乎。


JKスニペット
1 文章の大きなまとまりと小さなまとまり。章と句。 2 文章の段落。
2. しょう‐く[シャウ‥]【章句】日本国語大辞典
〔名〕(1)文の章と句。文章などのことば。*経国集〔827〕二〇・大日奉首名対策文「若三冬之理達、略以〓文辨〓章句〓、知〓七歩之談藻〓」*四座役者目録〔1646
3. 【章句】しょうく角川類語新辞典
章句に分ける ○文の章と句。文章の段落(文章語)
4. 【章句】しょう(しゃう)く新選漢和辞典Web版
文章の章と句。句は短いくぎりで、章は句が集まって一段落をなすもの。
5. zhāngjù 【章句】ポケプロ中日
[名詞] (古書の)章節と句読.(漢代の学術書の一種)古代の文献に句読をつけ解釈したもの

8. 【章句学(學)】しょう(しゃう)くの がく 新選漢和辞典Web版
文章の解釈ばかりにとらわれ、内容全体に通じない学問。訓詁学(くんこがく)

12. 金匱要略章句(著作ID:2378247)新日本古典籍データベース
きんきようりゃくしょうく 浅野陵(あさのりょう) 医学 文政一〇刊
13. 左伝章句文字(著作ID:1004304)新日本古典籍データベース
さでんしょうくもんじ 伊藤鳳山(いとうほうざん) 漢学 嘉永四刊
14. 四書章句集註鈔説(著作ID:31629)新日本古典籍データベース
ししょしょうくしっちゅうしょうせつ 四書集註鈔説 四書鈔説 中村惕斎(なかむらてきさい) 漢学 元禄三自序


Oxford Languagesの定義 ·
しょうく
【章句】
文章の章と句。また、文章の段落。

白水社 中国語辞典
章句
ピンインzhāngjù
1名詞 (古書の)章節と句読.
2動詞 (古書の)章と句の句読を切り意味を解釈する.
用例
他正在写《墨子章句》。=彼はちょうど『墨子章句』を書いている.
章句之学=章句を解釈する学問.
大学章句=『大学』の章句の句読を切って意味を解釈する.

しょう‐く【章句】(シャウ‥)
1 文の章と句。文章などのことば。
2 章をわけ、句をきり、句読を正して文意を詳しく調べること。注解を施すこと。また、その文章。
3 連句の第一句目。
日本国語大辞典


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