BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

語句

2021-09-03 | 日本語学2021

漢字を用いて国語は考える。それは言葉の学びにあるわけだから、詞句、文句、語句と並べれば、その意味内容がそれぞれにあることを理会する。字句という言葉に、文字のことがわかっていなければ、それをどう扱うかが異なるだろう。難しいことではない。文字と言ったときに表現のいろいろが言葉の一つに表されるということで、文字を記号のようにするか、ことばそのものと知るかのことである。文字を書記された漢字を想い、発音を現した仮名をどう見るかである。平たく、すべて、音素記号に還元してしまうか。goku、語句、ごく と書いてみて、この日常用の言葉を、語と句、ことばというだけにしてしまった国語である。ドイツ語でどうか、英語でどうか、文法用語の説明に及ぶまでもないことがある。句を文字としてとらえることが必要である。句点を用いて、句の意味を明確にしようとしないのでは、国語の認識のことになる。。文章の一区切りには章句がある。

ウイキペディアより
>日本語では文の単位として文節が用いられるが、文節と句との区切りは必ずしも一致しない。たとえば「私の手紙を読みました」は、文節としては「私の-手紙を-読みました」と区切られるが、句としては名詞句「私の手紙」という区切り方が必要である。

漢字ペディア
>意味
一ク ①言葉や文章のひとくぎり。「句点」「語句」 ②詩歌の構成単位。「起句」「結句」 ③「俳句」の略。「句会」「句集」 二コウ ①あたる。任務にあたる。類勾(コウ) ②ま(曲)がる。かがむ。
一 佳句(カク)・起句(キク)・狂句(キョウク)・禁句(キンク)・警句(ケイク)・結句(ケック)・語句(ゴク)・字句(ジク)・成句(セイク)・絶句(ゼック)・選句(センク)・対句(ツイク)・俳句(ハイク)・発句(ホック)・文句(モンク)・連句(レンク)
なりたち出典『角川新字源 改訂新版』(KADOKAWA)
形声。口と、音符丩(キウ)→(コウ)(勹は変わった形)とから成る。まがる意を表す。

広辞苑
>く【句】
①文章中の一区切り。語のまとまり。
②〔言〕言語単位の一つ。通常二つ以上の語から成るまとまりで、しかも節を成さないもの。「形容詞+名詞」「副詞+動詞」などの単位。国文法では多くクローズに近い概念として使う。
③詩歌・詞章または音曲の中の小段落。

字通
>会意
 屈肢句曲の形より、句兵・句爪の意となり、句読・章句に句曲の点を用いるので、またその意となる。
訓義
[1] まがる。字はまた勾に作る、ム(し)は屈曲の象。
[2] まがった鉤。それでとどめる、とらえる、拘の初文。
[3] まがった形の点。それで句読をつける、句読、句読によってくぎられた章句。
[4] 呉・越の地の発声の語、句呉・于越のようにいう語。



Oxford Languagesの定義 · 詳細
ごく
【語句】
1.語と句。または、語や句。
2.言葉。

フリー百科事典ウィキペディアWikipedia
<<ドイツ語文法>> <主部 述部>という関係を持たない2語以上のまとまりで、ある一つの機能を果たすもの。
句(く、英語:phrase)とは、文あるいは節を統語論的に分析した際の単位となるもので、機能的に語と等価であるが複数の語からなるものをいう。

概要
英語などでは、文に相当する単位(主語と述語動詞)を含む節とは明確に区別できるが、日本語では必ずしも明確ではない。国語文法では節に近いものを句と呼ぶ場合もある。


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