BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

詞句

2021-09-01 | 日本語学2021

go 、語、ご この発音で意味するのは何であろう。語のうち単語は一つ一つの言葉である、と言えば、たんご 単語という単位語となる。文法用語の翻訳からすれば一個の語である。すると語は言葉が複数の集合となる。日本語、英語、中国語などととらえやすい。ここに語の単位にさらに文をとらえると、文法用語では語と語との結びつきによる単位となる。語と語が関係して構成する、そのひとまとまりを文の単位とすることになる。語の関係構成によって単位が連なる。文があり、文章ができる。文法は文の法則を抽出する。語と語と、2語の関係でできるものはなにか。ここには文を規定することと、実は表現をとらえることとがあった。
そのもう一つは何かと言えば、その単位に、詞、そして句をとらえる。詩句とすればわかりよい。詞をそのままに、詞の結合を連詞とする、連詞と連詞また詞との結合を句とする考え方である。句の単位に、断句をもってすると、ことばによって表現されたまとまりをもつことになるが、それは韻を踏むものであるか、章句として取り出されるか、まとまりをもった、その語句を対象として言葉の意味をくみ取ることになる。詞は辞と対照するものとなって、辞とは何か、まず、ことばによって生まれた一つ一つの語として意識された。辞賦は散文の流れに、詩句は韻文の流れにあらわである。



辞賦(読み)じふ - コトバンク
じ‐ふ【辞賦】
中国文学の様式の一。 詩と散文との中間にあって、対句を連ね韻も踏むが、特に定まった規則はない。 叙情的性格の強い辞と、叙事的な賦とに分けることもある。

精選版 日本国語大辞典「詞句」の解説
し‐く【詞句】
〘名〙 歌などのことばや句。


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