BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

国名考

2022-01-03 | 日々新た

23年前に書いた文章である。国号考のひそみに国名考とした。国号は名付けるほうで、国名は名乗る方である、と思って調べてみた。

1999年
日本国名考-「ニツホン」「ニーフォン」


ニッポンといったのか、二ホンといったのか、自らを名乗るに言い方がいくつもあっては聞く方は信用できないだろう。時代の節目でもその名をなんと言おうとしたか、それが定かでない。ただ日本と書いたものだけである。

国学者による、この表記に読み仮名を付けた江戸時代の読み、ニホムによっている。




https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/ru03/ru03_00431/ru03_00431.pdf






1 コメント

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 (Maria)
2022-01-03 16:18:57
中國ですと、「日本人」は「リーペンレン」で「日本鬼人」は「リーベングァイヅ」たと教わりました。
「ニホム」に関しては、「馬」「梅」が「むま」「むめ」だった経緯がありますので、国文学者としては「ん」を使うことにためらいがあったのかもしれません。
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