「患者らドナーに感謝」
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病腎移植の成果 学会で発表
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http://sankei.jp.msn.com/science/science/090130/scn0901301337003-n1.htm
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厚生労働省と日本移植学会が臨床研究以外の病腎(修復腎)移植を禁止している問題で、病腎移植を手がけた呉共済病院(広島県呉市)の光畑直喜医師(60)が30日、千葉県浦安市で開かれた日本臨床腎移植学会で移植の成果を発表した。国内の学会での発表は初めて。
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平成13年までの10年間に6件の病腎移植を手がけた光畑医師は、「病腎移植は慢性透析患者に対する重要な治療の選択肢。術後の患者や家族が腎臓提供者の善意に感謝の念を抱いている」などと説明した。また「病腎移植の禁止は患者の自己決定権を侵害する行為」と述べた。
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光畑医師は、「瀬戸内グループ」と呼ばれる病腎移植を主導してきた宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(68)の一員。日本移植学会は「常識では考えられない医療」などとして、病腎移植を否定しているが、病腎移植の発表について、万波医師の元上司の近藤俊文医師(76)は「学会の中でも修復腎移植を医療として容認しようとする転換期にきているのではないか」と評価している。