私の独り言です。
国家賠償請求訴訟、いわゆる、国を相手取っての闘いです、一個人に勝ち目があるわけがないと皆さんに思われますが、交通死亡事故で亡くなられた方のことを思うと、刑事裁判で実刑判決を受け、 刑務所に服役し、前科者になった私が、国を相手に、損害賠償を請求するとは、やはりお金かと思われますが、全く違います、「時間です」
この事件が、忘れ去られたらいけないのです、その為に、訴訟を起こしたのです。
弁護士先生が、数多くの準備書面を提出し万全の状態で臨んだのですが、残念ながら、却下されました
理由は、「損害賠償等の訴訟手続きをするには再審に寄り、無罪の判決を要し、再審を得ずに、 民事上の責任を追及することは許されない。」ということです。
私は、今でも、民事と、刑事は全く別物だと思っています。
そして、国賠訴訟にも、時効があることを知りました。
私は、この事件が忘れ去られないために、「時間」を勝ち取りたいのです。
民事訴訟を継続する事で、刑事事件の捜査で、真実が明るみに出ない以上は、事実の細部を明らかにして 可能な限り、詳細に掘り起こし、調査し、記録して人々の記憶の表面に、この事故が出来るだけ長く 出来るだけ具体的に、焼き付いて戴ければ本望です。
事件が忘れ去られる事が、ただ単に不当だというだけではなく、危険なのです。 |