日中改善波高し 尖閣後、閣僚交流なし
昨年9月の沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件以降、国際会議を除けば日中両国間の首相や閣僚の相手国への訪問は中断している。日本側は菅直人首相らの早期訪中を模索するが、中国側から明確な反応はない。東シナ海のガス田「白樺(しらかば)」(中国名・春暁(しゅんぎょう))の共同開発に向けた条約締結交渉の再開問題が壁となっている。昨年11月の首脳会談で戦略的互恵関係の重要性を確認したが、このままでは形骸(けいがい)化する恐れも出てきている。(産経新聞)[記事全文]
◇対話再開の動きも
・ 20日に次官級安保対話=朝鮮半島情勢など議論-日中 - 時事通信(1月18日)
◇中国は枝野氏起用に警戒感
・ 中国 枝野官房長官に警戒感 「あしき隣人」発言で - 毎日新聞(1月14日)
・ 日本民主党が反中派を重用で日中関係は試練=中国人有識者 - サーチナ(1月21日)
◇最近の日中関係
・ 日中首脳、互いに尖閣領有を主張 「戦略的互恵」は確認 - 47NEWS(2010年11月13日)
・ 最近の日中関係 - 外務省(2010年11月)
・ 【オピニオン】なぜ中国は強硬姿勢を続けるのか? - 今後中国とどう向き合うべきかも。関連情報エリア
◇中国人船長は起訴猶予処分
・ 漁船衝突、中国人船長も起訴猶予 - 読売新聞(1月21日)
・ 「起訴猶予」受け入れず=漁船衝突に沈黙―中国 - 時事通信(1月21日)
◇関連トピックス
・ 尖閣沖の中国漁船衝突事件 | 中国漁船衝突事件の映像流出問題 - Yahoo!トピックス