2012年07月07日 16:30
高知白バイ事件・再審請求・嘱託鑑定8 P17
(証拠などから認定できる事実)
3)スクールバスと白バイの損傷状況
スクールバスと白バイに生成された変形・破損の部位や状況から、衝突した時の姿勢や速度などが推定できる。
スクールバスのフロントバンパー右サイド部に白バイの前輪が衝突したことは明らかである
〇スクールバスと白バイが最終停止した時の状況
写真14
写真から分かる通り、白バイはスクールバスに対して、ほぼ平行に停止し。潜り込みや噛み込(合体)等は観察されない
〇写真15は、白バイの前面部が衝突したスクールバスの変形・破損部位を撮影した写真である
また 構造強度の強いフレーム(構造材)の変形・破損は写真で見る限りは観察されない
〇写真16は白バイの変形・破損状況を撮影した写真
写真から分かる通り、白バイの前輪前部の変形。破損はなく、タイヤもパンクしていない。また。衝突速度が高い時に交代するフロントフォーク部の変形も写真で見る限り監察されない
〇写真17は白バイの右側面に生成された擦過痕の部品を撮影したもの。
写真から分かる通り、白バイの右側面部に装備されたリヤバンパーぶやマフラー部、排気管部に路面と接触した時に生成される擦過痕が観察される。また、生成された擦過痕は、擦過方向が異なっている。
前述したスクールバスと白バイの変形・破損・痕跡の状況から以下のことがいえる
① スクールバスのフロントバンパー右サイド部に白バイの前輪部が衝突した
② 白バイが衝突した際の姿勢はほぼ直立した姿勢で、ほぼ直角に近い角度で衝突した
③ 白バイの前輪部(タイヤも含む)やフロントフォーク部には顕著な変形・破損は観察されない
④ 白バイの右後方バンパー・マフラー部・排気管部には擦過痕が形成され、擦過痕の方向がそれぞれ異なっている
第586回
マル激トーク・オン・ディマンド (2012年07月07日) |
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