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高知白バイ事件、高知地裁が再審認めぬ不当決定(2014年12月16日)
12月16日、高知地裁(武田義徳裁判長)は、高知白バイ事件の片岡晴彦さんの再審請求を不当にも棄却しました。
この事件は、2006年、高知市内の国道で、スクールバスが高知県警の白バイに衝突して死亡事故を起こしたとして、片岡さんが業務上過失致死罪で起訴。片岡さんは、バスは止まっていたと無罪を主張しましたが、禁錮1年4月が確定。その後、片岡さんが再審請求を申し立てたものです。
再審請求審で弁護団は、有罪判決の重要な証拠とされた「ブレーキのスリップ痕」について、スリップ痕は人為的に作られたもので、現場写真はいたるところに画像を切り貼りした痕跡があり、合成した疑いがあるとする、千葉大学の三宅洋一教授の鑑定意見書等を新証拠として提出し、証人調べを求めていました。しかし、裁判所は三宅教授の証人尋問をせず、請求を棄却しました。棄却決定は、三宅教授の鑑定意見書について、「技術的にはネガフィルムを複製してねつ造する可能性があるというにすぎず、それ以上の価値を見いだせない」として、審理を尽くさず、新旧総合評価することもなく不当に請求を退けました。
この事件は、2006年、高知市内の国道で、スクールバスが高知県警の白バイに衝突して死亡事故を起こしたとして、片岡さんが業務上過失致死罪で起訴。片岡さんは、バスは止まっていたと無罪を主張しましたが、禁錮1年4月が確定。その後、片岡さんが再審請求を申し立てたものです。
再審請求審で弁護団は、有罪判決の重要な証拠とされた「ブレーキのスリップ痕」について、スリップ痕は人為的に作られたもので、現場写真はいたるところに画像を切り貼りした痕跡があり、合成した疑いがあるとする、千葉大学の三宅洋一教授の鑑定意見書等を新証拠として提出し、証人調べを求めていました。しかし、裁判所は三宅教授の証人尋問をせず、請求を棄却しました。棄却決定は、三宅教授の鑑定意見書について、「技術的にはネガフィルムを複製してねつ造する可能性があるというにすぎず、それ以上の価値を見いだせない」として、審理を尽くさず、新旧総合評価することもなく不当に請求を退けました。
2011/1/18(火) 午後 11:56
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