<福島第1原発>東電社長、地震当日は夫人同伴で奈良観光
東日本大震災が発生した3月11日前後の清水正孝・東京電力社長の行動が27日、毎日新聞の取材で明らかになった。東電が説明していた「関西財界人との会合のための出張」とは異なり、奈良・平城宮跡や東大寺の修二会(しゅにえ)(お水取り)見物が主で、平日に夫人、秘書同伴という観光目的の色彩が極めて強く、業務に相当するような公式行事はなかった。東電は清水社長の夫人同伴の関西出張を認めておらず、東電側の隠蔽(いんぺい)体質が改めて浮き彫りになった形だ。(毎日新聞)
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◇これまでの報道
・ 震災当日、東電社長の輸送機が防衛省指示でUターン - 産経新聞(4月26日)
・ 謎が多すぎる清水社長の行動をまとめてみた【東京電力】 - NAVER まとめ
・ 原子力緊急事態・時系列(3月11日~14日) - Yahoo!トピックス「福島第1原発事故」
◇清水社長は退任へ
・ 東電 新社長に西沢氏 赤字1.2兆円…賠償計上せず - 毎日新聞(5月20日)
◇東電の隠蔽体質を指摘する声も
・ <福島第1原発>東電説明ちぐはぐ 海水注入問題 - 毎日新聞(5月27日)
・ 原発海水注水/いまだ変わらぬ隠蔽体質 - 東奥日報(5月26日)
◇関連トピックス
・ 福島第1原発事故 - Yahoo!トピックス