捜査費特別監査 「裏付け証拠少ない」。高知新聞と高知県警。
2009.12.04 Friday
もうすぐ大河ドラマ「龍馬伝」が始まります。その竜馬の高知で、かつて高知県警と高知新聞は闘っていた。その、高知新聞の記事を紹介します。高知県警の裏金作りが無くなったかどうか分らないですが、高知新聞は、追求をやめてしまったようです。
高知新聞
高知新聞
捜査費特別監査 「裏付け証拠少ない」
（２００５年１２月９日・夕刊）
県警捜査費の特別監査を進めている県監査委員の奴田原訂・代表監査委員は９日、捜査協力者らに捜査費を支払ったとする捜査員への聞き取り調査が「単に（捜査の）ストーリーを聞くだけのケースが多く、裏付けの証拠書類によった立証が少ない」状態になっていると不満を示した。同日の県議会１２月定例会で森田英二氏（自民）の質問に答えた。
店舗の領収書類など一部非開示とした部分について、県警は「聞き取り調査で資料などに基づいて説明する」としていたが、奴田原代表監査委員は捜査員から資料提示が少ないことなどを指摘。「物的証拠をもって執行の事実を証明していただかなければならない」と県警側の姿勢を厳しく非難、あらためて関係書類の開示を求めた。
また、聞き取り調査の進ちょく状況は「（聞き取り対象の３１７人のうち）これまでにほぼ半数を終了した。今後は執行件数の多い捜査員が対象となり、１２月いっぱいかかる。管理職への聞き取りは来年１月早々から始める」と述べた。
特別監査に対する姿勢について見解を求められた橋本大二郎知事は「県民への説明責任を果たすためにも（県警は）誠実に対応してほしい」と述べた。
現在、片岡晴彦さんは刑務所にいますが、支援する会は、高知白バイ事件の再審のために署名活動中です。enzaixは、十万人(以上)の署名が必要と思っています。
皆さん、時速10キロメートルで２メートルのブレーキ痕の写真を主張する高知県警がおかしいと思ったらぜひ、署名をお願いします。
署名はこちらから→「再審請求への署名活動」
