2010年05月23日 23:45
今日は高知→高松→神戸市の日帰り日程をこなして帰ったところ。
往復600kmくらい?
「こじゃんときつかったちや」
明日はお客さんが高知に来るし・・
ブログを更新しようにも、このところ「表」が忙しくて・・・忙しいワリには成果が形にならない。だから記事にならない。
twitterのほうで「最高裁裏金疑惑」についてホンのサワリを流している。
役所には裏金が付きもの。裁判所だけは別と考える理由はない。
あれば教えて欲しいが、あるとするなら「願望」くらいか?
最高裁。正確には人事を握る事務総局なんだが、その闇を暴こうとする本やジャーナリストは結構いる。
5月21日の情報開示請求裁判の第2回口頭弁論には何人かのフリージャーナリストが傍聴に来ていたと原告の生田弁護士から聞いた。
マスコミと言われる人達は来ていなかったということだ。
人事権を握る最高裁事務総局は、「銭」と「配属先」で裁判官をコントロールする。
例えば「都市手当て」なるものが存在するらしいが、その額は給料の10%に相当するらしい(大都市圏)
仮に基本給1000万(年額)もらっていたら100万円が都市手当てが加算されて1100万円になる。
で、腹が立つくらいおもしろいのは、その都市手当の支給は転勤後も続くってところです
例えば 四国には都市手当がもらえるほどの都市が無いから、四国に赴任しても手当てはつかない。東京で手当100万円もらっていた人が四国に来たら「0」になる。
と思ったら大間違いで、ちゃんと前任地の都市手当てが3年間はもらえるという。
東京から高知地裁に赴任しても3年間は「都市手当」が都市ならぬ田舎でももらえるシステムがあるのだ。
で、さらにあきれるくらいおもしろいのが、その3年という期間の設定理由。
原則 裁判官は3年で転勤なんだそうだ。
最高裁事務総局に覚えめでたき裁判官は、それを繰り返せる。
「悪いが君ぃ・・・。高知にいってくれないか、3年後には都市に戻すから・・・」
なんてことがあるわけ。
で 覚えがめでたくない裁判官は都市には赴任できない。
3年以上、同じ田舎の裁判所にいる人は「できない奴」と見られてエリートのプライドは傷つく。そして、同じ田舎ならまだましで、子育てや生活は安定するけど、嫌われたら最後 あちこちの田舎を家族で回されるからたまりません。
赴任地も飴と鞭のひとつ。その赴任地も銭がらみ
もっとも一番の飴と鞭は給与の等級なんです。
行政から独立した裁判所は他の公務員と違って独特の給与体系がある。
特別国家公務員ですからね
話せば長くなるし、資料を引っ張り出すのも今日はきついんで
また次回ということで ご勘弁
参考資料は山ほどあるけど お薦めは 司法崩壊 亀井洋志著
裁判員制度がメインのような紹介をされているけど、それだけじゃありません。
なんで カタタヤスシやシバタヒデキの高知白バイ事件判決のように、
トンでもない証拠かまかりとおるのか?
まっとうな証拠が門前払いになるのか?
読めばご理解いただけるかと思います。