高放射線量、作業員に周知せず＝東電「3人の被ばく防げた」－2号機に真水注入作業
東日本大震災で被災し、深刻な状況が続く福島第1原発（福島県大熊町、双葉町）の3号機タービン建屋地下で作業員3人が被ばくした事故で、東電は26 日、1号機の同建屋地下で18日の時点で高い放射線を検出しながら、現場の作業員に周知していなかったことを明らかにした。1号機も3号機同様、地下に高 濃度の放射性物質を含む水たまりがあり、東電は「しっかりと注意喚起していたら、今回の被ばくは防げた」と認め、謝罪した。(時事通信)
[記事全文]
・ 東電、１号機の高放射線量を事前把握 作業員らに伝えず - 朝日新聞(3月26日)
・ 水たまりの危険性把握していた…東電伝えず - 読売新聞(3月26日)
◇作業員3人が被ばく
・ ３号機で３人被ばく、２人搬送…水付着で - 読売新聞(3月24日)
・ 被ばく量は2～6Svか＝汚染水で皮膚に、内部被ばくも―作業員3人、週明け退院へ - 時事通信(3月26日)
◇作業の安全管理について
・ 福島第１原発 長靴はかず足ぬれ 安全管理に問題か - 毎日新聞(3月24日)
・ 作業員被曝「管理の落ち度」服装・装備目配りを - 読売新聞(3月26日)
・ 被ばく作業員、放射線高い現場に管理員同行なし - 読売新聞(3月25日)
◇関連トピックス
・ 大地震の福島原発への影響｜福島原発による人的影響 - Yahoo!トピックス
南放水口付近、海水から高濃度のヨウ素１３１
経済産業省原子力安全・保安院は２６日、東京電力福島第一原子力発電所の南放水口付近の海水から、原子炉等規制法で定める濃度基準の１２５０・８倍の放 射性ヨウ素１３１が検出されたと発表した。採取したのは２５日午前８時３０分。この海水を５００ミリ・リットルを飲むと、一般人の年間許容量である１ミ リ・シーベルトに達するという。(読売新聞)
・ 放水口付近の海水から基準の１２５０倍 ヨウ素１３１を検出 - 産経新聞(3月26日)
◇真水注入や排水急ぐ
・ １号機 高濃度の水の排水急ぐ - NHK(3月26日)
・ 米軍はしけ船、小名浜港目指す…原発へ真水補給 - 読売新聞(3月26日)
◇3号機の水はどこから出たか
・ 福島第1原発3号機の水、原子炉から出てきた可能性＝東電副社長 - ロイター(3月25日)
・ ３号機の配管損傷か…１・３号機に真水注入開始 - 読売新聞(3月25日)
・ 被ばく 放射性物質どこから - Yahoo!ニュース バックナンバー（3月25日）
◇福島原発 見通しは
・ 炉心破損に懸念の声＝問題続出「もぐらたたき」―地震から2週間・識者ら - 時事通信(3月25日)
◇各号機の状況
・ [図解]福島第一原発の損傷 - 朝日新聞(3月25日)
・ 沸騰水型原子炉の構造 - 圧力容器、格納容器、原子炉建屋などについて。関連情報エリア
◇原発を安定させるための道筋
・ [図解]原子炉の冷温停止までの流れ - 産経新聞(3月21日)
◇関連トピックス
・ 福島原発周辺自治体の対応｜東京電力 - Yahoo!トピックス
「外国人窃盗団」「雨当たれば被曝」被災地、広がるデマ
東日本大震災の被災地で、流言が飛び交っている。「外国人の窃盗団がいる」「電気が１０年来ない」……。根拠のないうわさは、口コミに加え、携帯メールでも広がる。宮城県警は２５日、避難所でチラシを配り、冷静な対応を呼び掛けた。
「暴動が起きているといったあらぬうわさが飛び交っています。惑わされないよう気を付けて下さい」 (朝日新聞)
[記事全文]
・ 「性犯罪や略奪行為多発」… デマ横行し不安が増幅 - 河北新報(3月22日)
◇チェーンメールや詐欺にも注意
・ 震災でのデマ・ガセ情報に踊らされるな - 「『転送して！』『拡散希望』はデマと疑え」などの心得を紹介。読売新聞(3月25日)
・ 震災関連の迷惑メール - Yahoo!トピックス「震災関連の迷惑メール」
・ 注意喚起 - Yahoo!トピックス「震災便乗詐欺」
◇一部では窃盗などの報道も
・ 東日本大震災：被災地で窃盗相次ぐ／笑顔の絵、被災者励ます ／宮城 - 毎日新聞(3月23日)
・ 震災被災地、やむにやまれぬ略奪が増加 - ウォール・ストリート・ジャーナル(3月25日)
