福岡3児死亡 高裁判決に賛否…揺れる「危険運転罪」
福岡市の3児死亡事故で、1審・福岡地裁判決を覆し危険運転致死傷罪を適用して懲役20年を言い渡した15日の福岡高裁判決について、有識者や専門家からは賛否の声が上がった。「法律そのものの問題点が露呈した」などと同罪の構成要件や適用基準の不明確さを指摘する意見も。21日に裁判員制度が始まる。適用を巡る司法判断が揺れている危険運転致死傷罪に、「裁判員が判断したら解釈が際限なく広がる」と懸念する意見も相次いだ。(毎日新聞)[記事全文]
・ 「殺人でもこんなに重くない」 識者も驚く福岡ひき逃げ高裁判決 - J-CASTニュース(5月15日)
◇危険運転致死傷罪を適用
・ <福岡3児死亡>柔軟な法解釈で危険運転致死傷罪を適用 - 毎日新聞(5月15日)
・ [用語]危険運転致死傷罪 - 時事通信
・ 福岡・車転落3児死亡:福岡高裁判決要旨 - 毎日新聞(5月16日)
◇両親や弁護側の反応
・ 「しっかり刑を受け止めて」=懲役20年に涙の両親-被告は不在・福岡高裁 - 時事通信(5月15日)
・ 今林被告の弁護人「感情的な判決、上告したい」 - 読売新聞(5月15日)
◇2006年8月に発生
・ [特集]福岡3児死亡事故 - 読売新聞