http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021001000859.html
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徳洲会が病気腎臨床研究へ
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厚労省通知受け、今年にも
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<WBR>医療法人徳洲会は10日、がん患者などから摘出した腎臓を用いる病気腎移植の臨床研究を、今年中にも万波誠医師(68)が勤める宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)と、東京西徳洲会病院(東京都昭島市)の2カ所で始める方針を明らかにした。
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徳洲会によると、厚生労働省が1月27日付で都道府県などに出した通知がきっかけ。通知は病気腎移植の臨床研究について「対象疾患に制限を設けない。臨床研究指針を順守し実施する」よう求めている。
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2006年に万波医師らの病気腎移植が問題化した後、宇和島徳洲会病院での実施はストップしている。厚労省臓器移植対策室は「患者への説明や同意、倫理委員会の審査など、適正な形で実施してもらいたい」とコメントしている。
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厚労省や国内の学会は、転移の恐れがあるがん患者からの臓器移植は通常の医療としては認められないとの立場。ただ治療の可能性を探る臨床研究としての道は認めている。
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