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元特捜部長、異例の早期退職 陸山会事件、上層部と対立?

2011-08-10 12:33:53 | 雑記録

元特捜部長、異例の早期退職 陸山会事件、上層部と対立?
2011.08.02 東京朝刊  
 

 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」による土地取引事件の捜査を主導した大鶴基成・最高検公判部長(56)が1日付で辞職した。東京地検特捜部長や同地検次席検事などの要職を歩んだ幹部が、定年(63歳)まで7年近くを残して去るのは異例だ。

 大鶴氏は2005年4月の特捜部長就任後、旧ライブドアの粉飾決算事件や村上ファンドによるインサイダー取引事件を手がけた。特捜部による昨年初めの陸山会事件の捜査は、最高検検事として指導。小沢氏本人の立件を目指したが、元秘書3人の起訴にとどまった。その後、東京地検次席検事、最高検公判部長に異動したが、昨年から辞職の意向を漏らしていたとされる。辞職の真相は不明だが、検察内部には「現場に近い立場で小沢氏立件に向けて積極的に捜査を進めたが、検察上層部と対立があり、不満を募らせていた」との見方がある。

 

朝日新聞社


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