歪は敏感な対策を・・・政治は動いているんだぞ

　今週は、何か落ち着きがない日々です。と言うのも、桝形の行方不明者の捜査は、連日の警察による捜索、消防団も80人体制の大捜査や、町内会の行動と、そして多くの方々が注目しましたが、まだ見付からないのです。私とは区行政が違いますが、私自身お世話になった方でしたので、家族と同じ思いで日々を過す日でした。家族はまだ困惑ですが、消防団の仕事を休んでの捜索活動には涙が止まらぬ感謝一生忘れませんと、改めて人々のありがたみを感じていました。
　さて、２７日は臨時議会でした。特別職・一般職員の人事院勧告にもとづく給料引下げの条例改正議会でした。
　あまり問題ないかなと思いつつ、議会に出席し、質疑をしていて驚きました。
本宮市は、財政再建として県より３０億円の貸付けを受け財政健全化計画を建てる事が出来ました。その際、市当局も痛みをと、特別職と職員の管理職員部門の5㌫をカツトして、県への痛み実感を示しました。
　今回の人官は、若い層へのカットはなく、管理部門は高い比率のカツトになります。今でさえも、5㌫カットにより逆ザヤ現象が起きているが、それが64人になると云うのです。管理職員70人のうち、64人が逆に一般職員より安くなっている減少です。一つの組織体として、責任ある部署よりその部下の人のほうが給料が高くなっている。言葉や態度に出なくても、本気や気合に大いに私は影響あると思います。ましてや、白沢の管理職員は財政再建とは実質縁がないのですし、現管理職員ははその当時、それぞれの責任ある部署の方々では有りませんでした。なのに、5㌫のカツトを受け入れてくれました。その結果が8割・9割が逆ザに減少が発生しているなら、首長の敏感な政治判断が欲しいとつくづく考えました。
　南相馬市は、人官もカットしていると一部分しか受け入れてイませんし、県職員も給料カツトしていますが、2・2㌫です。
　私は、市長が県との約束があるにしても、現管理職の協力で、財政健全化計画も順調に、今まで削減していた市民の補助もほとんど復活しています。ならばこんな現象に対する政治的敏感な対応が求められるのです。それが生きた政治では有りませんか。質疑応答を繰り返しし、私は何だか現市長には本当にガッカリしました。

議員研修会に・・・・

今日は冷たい風もなく、前日より暖かい日なので、家庭菜園の畑に行って来ました。行くときは生ゴミを持参しますが。今週行く機会が無かったので、生ゴミもバケツ二つ分です。畑は、大分寒くなりましたが、キャベツの青虫は元気ですね。太陽のあたる時間になると中から出てきます。消毒全くしないのでキャベツは虫食いだらけ。店頭の野菜を見るたびにどれだけの消毒をしているのかなと。
　さて、昨安達地方議員研修会が開かれました。出席は公務として義務付けられる研修会です。大変片寄った思想の講演会でした。肩書きは外交評論家「加瀬英明氏」です。日本はなぜ素晴らしい国か」と言う題名です。題名から講演内容は想像できるでしょうが、最後の話に「私は新しい歴史教科書をつくる会の中心的メンバーです。横浜の前中田市長さんには私たちの教科書を採用して貰いました」と。
　大日本帝国の戦争を美化し正当化している、今までの教科書を全く塗り替える問題ある団体の中心メンバーでした。驚きです。
　今度ＮHKで放送される大河ドラマ「坂の上の雲」日露戦争を美化した歴史観を司馬作家の本をテレビで連続放送されます。
　憲法を否定し、日本の歴史である侵略戦争の誤りを覆す一連の動きと連動した講演会の流れです。
　次の日、なぜこの講師が選任されたのか議会事務局に問い、更に議長にも会い、昨日の講師の抗議をし、今後講師選定には憲法を否定する講師は好ましくなく、十分注意するよう求めました。
　講師は、鳩山総理は0㌫以下の総理とバッサリでしたが、民主党の中にも憲法を否定し、改憲を求める動きもあります。私には、何か恐ろしい流れの中の講演だったのではと思えました。事務局・議長も否定していましたが、敏感にかんじなければと。
　文章で現すことが適切でない、中国・韓国批判等もあり、あまりにも片寄った講演と議員からの声も多く出されていました。

駅利用とにぎわいづくりに思う

　今日の新聞折込に、「駅前しみず百貨店」の閉店チラシに驚きました。駅前益々寂しくなるなあーと。正直私達も駅前通りで街頭宣伝をする時もありますが、人がいないのです。日曜日とか正月何んかは本当に冷たい風だけですよね。閉店残念ですが今の時代背景かと。
　さて、今度の２日に福島大学主催で「本宮駅利用促進とにぎわいづくり」の講演とデスカッションがあります。本宮市の全面バックアップですが、期待出来る中身なのかなと。特に今日の閉店チラシで。そして市民が５千人に盛り上がっているでしょうかね。講演会は市当局の動員で人が一定程度あつまるでしょうが。どれだけの方々が５千人利用による街づくりに期待をもっているでしょうか。
　お叱りをうけでしょうが。本宮駅前周辺・・・何処の地区も同じでしょうが、郊外の大型店により駅周辺が寂しくなつています。先日も御殿場市で目にしたものは、駅前にデーンと大きな複合施設が出来ていましたが、閑散として、それこそ周辺で気楽にコーヒーを飲める店も有りませんでした。施設が出来た際は賑わったのでしょうが、郊外の大型店に適わないのでは。本宮の地形は郡山・福島に近いとするより難しさがあります。
人を呼込む賑わい追求でしょうが、でも私には、この地形を最大にいかして「安心して定住出来る街」を一時の賑わいだけでない追求が大切ではと。「本宮に家を構えてよかった」といって貰える、制度の充実や足の確保の追及など。何か私には一歩一歩行政充実していく市民とともに大切にする市政こそが、遠い将来５千人突破の一番の早道ではと。皆さんはどうお考えですが。
　
　
　

戦没者追悼式に思う

　寒い日です。今日は本宮市の戦没者追悼式がありました。前後６４年遺族の参加者も少なくなり、本宮と白沢の合同式ですから何とか形になりますが、本宮からの参加者は本当に少なくなりました。でもこの式は大切な事です。少なくなったからと行事中止などはしないで貰いたいです。と言うのも、「戦争の悲惨・・再び繰り返してはならない」と市の行事で語るのもこの機会だけです。
　今年は、オバマ大統領の発言で核廃絶が注目され、自民党との政権交代で沖縄普天間基地問題も「県外・国外移設」とアメリカ依存の日本の軍事力が再検討される時期に入りました。「禍根な戦争は再び繰り返さない」等々が現実日になると思いつつとんでもありませんよね。民主党選挙公約を反故にする言動で「県外・国外移設」を一切口にしなくなりました。嘉手納基地との統合案とか、・・・・
　各地でも政府も戦没者追悼式を実施し、「再び繰り返さない・・・」これが本音なら公約どおりで何ら問題ないんですよね。
　政権をとるとアメリカとの関係重視等々・・・民主党次々に公約違反を口にし、現実政治実践になると・・自民党と同じ言動を・・・・
自民党と本質は何も変わらなくなるのでは・・・・民主党公約は国民への約束だと
民主党佐藤県議の追悼の言葉を聞きながらこんな事を思っていました。
本宮の慰霊は８百余と。大切な命を考える式でした。

光事業着手に・・良かったですね

９日は議会全員協議会でした。新型インフレ対策の会議です。市は国の補助対象の生活保護と非課税世帯だけでなく、１歳から中学３年生まで全員の接種費用を補助する方針が説明されました。集団生活の子ども達を守る対策として約２３７０万円掛かります。
それともう一つ、コメントを頂いていた「光是非実現を」の声。市当局にも伝えておきましたが、その声に応えると言う訳ではないでしょうが、市としもこの機会に設備したいと。国の交付金はまだ執行停止の状態ですが、解除を期待し、そして今回は、３つの補助金申請のうち一つの総務省の補助内示を受けたので実施に足を踏み出したいとする説明です。待ちに待った会社や市民の要望に応える事業着手で良かったですね。工事が終った開通後は早めの維持費回収できる接続が求められます。

インフルエンザ流行と・・・

寒くなりました。先日は安達太良山は真っ白　名倉山も雪化粧に。私は週一ですが、バイクで約３時間朝走ります。夏は爽やかですが此れからは嫌な季節です。
さて、本宮もインフルエンザ大流行と。大玉の祭り・本宮の祭りが終り子ども達に大流行と、学校休校や行事中止と。今度は白沢の祭りの後・・・・？不安です。
行政も情報が少ない中で、対応に四苦八苦。予防注射も徐々に始まっていますが、生活保護と非課税世帯は国の方針で無料と。後は各市町村の独自の対応。
その情報収集にも大変なようです。隣の自治体はどうするか、自治体間の空気に遮断はないのですから、対応がまちまちで大きな効果が現れるのでしょうか。この予防注射は強制ではなく任意だそうですから、でもこれらは、国や県なりで方針を確りしないとと思いますが。
　本宮市は、来週の月曜日の全員協議会で市当局の対応が説明されます。方針が決まっても予防薬が足らないのでは・・・。
　自己防衛の手洗い・うがい・防寒対策の基本は自己責任で。

先週の行政視察の待機児童〇の自治体の報告をしました。先日某民生の方より電話。深刻なんです。今勤めている方で結構派遣労働が多いのです。この経済不況で旦那だけの収入では生活出来ず、奥さんも働きたいのですが。でも就学前の子どもが居ると働きにいけず、保育所満杯の話に、悩んでいる若い世帯が多いのです。実態を確り調査し、毎年お願いすると「努力しますが、お金がありません」の決まり文句の行政言葉は、今の深刻な市民生活の実態に応えていないと怒りの電話。是非取上げて貰いたいと。
保育に欠けるとは・・・生活が大変だから仕事をとなりますが、仕事を見つけない　　　　　　　　　　　と保育に欠けるとはならず入所対象になりません。仕事を　　　　　　　　　　　見付けざるを得ない人も保育に欠ける対象にしない問題が　　　　　　　　　　　解決しません。
今、こんな潜在的待機児童が相当居るのではと伺われます。高卒の就職率が４割にもならない経済は市民生活にも深刻な実態がより深く現れているようです。是非今後の議会活動で取上げる緊急課題と認識しています。