本宮市議島田和夫のプログ

毎週一回 街の動きと議会の中身を簡略にわかり易く、楽しみながら報告していきます。

選挙目前の6月議会

2011-05-30 14:25:04 | Weblog
 6月議会は9日より開会予定です。6月議会は例年当初予算がスタートして3ヶ月であり補正予算の内容は殆ど無くのが通常です。そして国民健康保険税が争点になります。但しこの状況で国保税の引上げも出来ないし、現状維持で提案すると市当局の姿勢です。前年同額とした国保税になります。
 又補正予算等災害復旧経費になります。
すると議案での争点は見当たりませんが、2日には議案が提案されます。
又一般質問通告最終日は31日までです。何人の通告あるでしょうか。
2日が議運です。議会日程は改めて報告します。

測定場所は何処ですか?

2011-05-28 04:29:56 | Weblog
 市民の方より「新聞発表になっている本宮市役所の環境放射能測定場所は何処ですか」の疑問が寄せられました。
 5月27日の測定値市役所は0・72です。では本宮市が調査している各公民館の測定値で一番低いのが青田の0・99そして一番高いのが長屋の2・06です。何れも市役所の測定値よりも高い数値を示しています。
 で市民の方は「市役所のどの場所で測定しているのですか」と質問されましたから市役所に問い合わせたら「市役所正面の駐車場」との事でした。
 市民の方いわく「今放射線量は今まで堆積した放射線物質が放出されていると聞くが。舗装された市役所前の広い駐車場では雨に流されたはず。正確な数値とされるのか」そして「わざわざ出来るだけ低い数値を調査発表しているのでは」と指摘されました。
 私もなるほどと。例えば地区公民館で舗装された駐車場は・・・青田は舗装されていますが
殆どの公民館の舗装はほんの限られた場所だけですね。数値を見ると一目瞭然ですね。
 そして長屋は2以上ですよね。
市民からの指摘です。
 

本宮市の公共復旧経費は52億円

2011-05-24 17:44:28 | Weblog
 先日特別委員会がありまし、大震災の復旧総事業費が説明あり。その事業費は52億円です。
福島県は激甚災害の認定ですから、本宮市と考えていましたが、震度6以上が基準で該当せず、通常の国補助で事業費を組まざるを得ないとしています。但し、市財政からの持出が市税5%以上になれば、激甚扱いになるとしています。激甚扱いは9割が国の補助で復旧事業で取組めます。復旧は即求められるのですが、復旧の事業計画・設計をし国の査定を受けないと事業に取りかかれず、その査定が厳しいとか。大震災と云いながらもっとパッパパッパと進まないのでしょうか。
 まだまだ放射能物質の問題はあり、教育施設・農産物等々に課題がありますが、計画段階から復旧事業に取り掛かれる進行になりつつあります。

教室に扇風機設置に

2011-05-19 06:14:08 | Weblog
 学校・幼稚園・保育所の園庭等の表土撤去が現在進行中です。
18日全員協議会が開かれました。この中で各学校の教室に扇風機を設置する方針が示されました。
 野口先生の助言に、「校庭の表土を撤去すれば窓の空気入れ替えにも心配がない」があります。
 ◎暑い猛暑対策としても教室の空気を循環させたい。一教室4台を設置したい。
 ◎空調機設置の自治体もあるが、省エネを基本に設備をしたい
の理由です。
 約3911万円掛かります。
表土撤去で約8千万円です。表土撤去の一時は借り置きを強調し、東電の経費負担と借り置き表土の処分を強く国と東電に求めると。

 表土撤去等々不可欠の作業です。でも国・東電は認めている訳では有りません。国はその行為を認め二つの方法あるとしながら、負担については責任ある方針を出していません。
 本宮地域の中で、放射線量の強い地域への追跡調査が必要ではとも考えますが、これらを担当する部署もはっきりしません。それぞれの担当部署対応担っていますが、総合的に担当する部署は放射能物質は「安心・安全」ですから地方自治体の条例にはこの部署がないのです。ですから市の放送は何時も「健康に心配ない」の同じ言葉だけが流れているのではと・・・・。
 
 

半そで・半ズボンで大丈夫。でも粉塵風の強いは注意

2011-05-17 05:48:52 | Weblog
 16日の講演会。会場いっぱいの市民。特に若い人が多く、お母さんの質問等大変良かった講演会だったと思います。
 単純な私も理解し易い講演で、「半減期の短いヨウ素は消滅していくが、セシウムが残っていく。そのセシウムを無くすには表土の撤去が一番。今の放射線量は半そで半ズボンの肌露出でも心配ないが、粉塵が飛び交う気象の際にはマスクをするとよい」。私には放射線量が下がって横ばいの状況でもタケノコやシイタケ等々の出荷制限が、何で何時までもあるのか少々の疑問でしたが、今まで降り注いだ放射性物質の土壌が汚染されその生産物に、「今年の山菜取りには注意を」と。
でも何度も述べていましたが「数値に安心の検証実例はない。安心基準値の数値はあるが低ければ低いほど良い」印象的に受止めてきました。
 14日は和田小学校の表土撤去作業を、数値が実際下がる事を確認してきました。和田小学校の校庭の広さでも大変な表土になりますから、まゆみ小学校や中学校等などは大変ですね。機械作業には粉塵は付き物で、時間が掛かっても土・日作業が良く理解出来ますね。

穴を掘って埋めるは借り置き

2011-05-12 14:22:53 | Weblog
 コメントに表土の入替えとありましたが、入替えでなく表土を撤去し、一角に穴を掘り一時遮へいシートで包んでその上に一メートルの土を入れる。・・・・方法です。
国が進めている方法と違います。この方法を指導・助言している野口先生の説明会・講演会があります。放射能の今中通の争点ですから、、この方法の科学的根拠を是非聞いてみてはどうですか。
 サンライズ・16日午後7時からです。
・・・・わずかな被曝線量でも障害が発生する可能性がある確率的影響から明らかなように、放射線被曝に「これ以下ならば安全である」とする安全線量は存在しない。そうであるならば、現行法令の規制の対象外であるようなレベルの放射能しか含まれていないからといって、安易に楽観すべきではない。不必要に怖がのも困るが、たとえ法令の規制の対対象外の放射能しか含まれていないとしても、「無用な被曝は避ける」「どうしても避けられない被曝だとしても、被曝線量は出来るだけ少なくする」という姿勢を貫くことが大切である。・・・・野口博士の著書より引用

全ての学校・幼稚園・保育所の校庭及び園庭の土壌を除去する

2011-05-10 08:41:38 | Weblog
 先日報告しました、小中及び幼稚園や保育所の校庭土壌汚染について方針が市当局より伝達されました。
校庭等、一番初めに調査した4月5日県調査の測定値にもとづき、1・9マイルロシーベルト以上の土壌を除去する。この時点では本宮の全ての小学校・中学校及び保育所・幼稚園が該当し校庭等の汚染表土除去が実施されます。
  工法は、放射能で汚染された土壌表面土を表面3から5㎝除去する。
     校庭の一角に穴を掘り、遮へいシートを敷き、表土を埋め、その上で1m覆土し、借     置きとする。完全撤去を国・東電に要求中。
この方針は、二本松・大玉と連携し放射能汚染土壌に詳しい「日本大学野口邦和博士」の指導・助言のもとに検討されています。
 5月16日 サンライズにおいて「野口先生の説明・講演会」を実施し、父母の理解を求め        る。
 5月中に完了 出来るだけ土・日を利用して汚染除去を実施する。間に合わないと平日もあ         る。
この方針が報告されました。何よりも父母の不安に応えるために、文部科学省の基準をより厳しく20ミリを10ミリに、3・8を1・9にと、そして御用学者(私の勝手な判断ですが)でない「野口先生」の指導・助言を受けた事が、父母の不安を取り除く大きな力になっていると考えられます。
 でも、まだ原発収束は見通しなきですから今後とも注視は不可欠です。




 

浪江からの要請・・・仮設住宅について

2011-05-09 05:32:52 | Weblog
 先日の特別委員会での残り2つの議題は、
◎浪江町長から要請として、仮設住宅建設についての要請がありました。
 規模としては、400戸から500戸の入居予定人員は1,500人から2,000人
 この要請を受けて市当局は、ライフラインが確保されている
              地域コミニテイが図られる
              平場が確保され宅地化されている
 この3点から候補地8箇所を選定したと説明。
 現在まだ8千人の住民が、二本松・猪苗代・福島等々のホテルや旅館に避難している。県北地区に集めたいと本宮に要請があった。
 最終的には、候補地から福島県と浪江町とが場所決定し建設するものです。
 中通のしかも県内中心地である本宮市に仮設住宅建設の話が出て来ないので不思議に思っていましたが、浪江町からの要請は全面的に協力すべきと思います。
 8箇所、白沢地区に集中しています。その理由として、児童生徒も受入れも考えられ、人数によっては仮設校舎も視野に入れると地域的に集中した方がと考えてたとしています。・・和田・糠沢地区に集中。中心は高木の運動公園内みんなの原っぱに約144戸建設候補・・・・
 但し、白沢地区のサッカー場・和田運動場等々もあり、長期に及ぶ事も予測されると地域住民のコミユニテイ場に支障が発生するのではとした声も出されています。
 何よりも、避難住民の落ち着ける仮設住宅建設には全面的に協力すべきとの議員の声でした。
◎農複物等の損害補償について
 JAを中心として説明会を開き、具体化していくそうです。



20ミリ以下であるべき・・・・

2011-05-07 05:57:56 | Weblog
今日の民友新聞の読書欄に「野外活動の数値今すぐ再検討を」と2人の投稿が掲載あり。私は「放射能数値は低ければ低いほど良い」と学者先生の新聞記事を読んで馬鹿覚えしています
で私は行政の一貫性について・・・ご批判はあるでしょうが。
放射線測定数値が下がると「健康に影響のない数値です」と市当局の放送が朝・晩と流れされています。今は何の注意事項もなく。市当局は「不安を煽るから」と云いますが。
でも、現実はまだ放射能数値は1マイクロシーベルト前後がそして白沢地区はこれよりも何時も高い数値が・・・これらは政府機関健康数値より下がっている事は事実です・・・
 でも、市長が連休中も政府機関に陳情に行き、市内の学校ではグランドの汚染について頭を悩まして、農作物の土壌も政府機関数値より少ないがその今後の風評被害に悩みながら栽培に取組んでいる時期に、青物は一切店頭販売されない時期に、そして何よりもまだ原発の収束見通しなく低レベルの放射能物質が本宮市内に降り注いでいる時期ですが。
 まだどんな混乱も収束されていない。この根本原因は東京電力の原発事故にある「人災」大混乱の認識を忘れてはと。
本宮地区での影響は、他と比較すれば極少数かも知れませんが、でも少ない成りに市民への影響は多方面に発生しています。
何にも心配なくなった時期ではありません。ですから私は健康に即心配ない数値でも「外出後の手洗いやうがいの徹底を・・・」等々の注意事項を常々何らかの放送する。何でこんな事を何時までもと・・・その根本原因の原発への怒りの注意を常々何らかの形で市民にアピールしておくことやそれが健康にもつながると。
 もう心配ないとするなら、東京電力の思うつぼに・・・
 東京だけで市長会だけで市長が怒って運動していているだけでは駄目ですよね。市民の怒りの背景があり市長の運動にも効果が生まれるのでは。又学校だけで児童生徒に注意しても駄目ですよね。行政の一貫性の大切さを私は近頃凄く感じるのですが。
市当局は連日・対策本部会議を開き苦労しているご苦労に感謝していますが、・・・・