本宮市議島田和夫のプログ

毎週一回 街の動きと議会の中身を簡略にわかり易く、楽しみながら報告していきます。

歪は敏感な対策を・・・政治は動いているんだぞ

2009-11-28 08:22:18 | Weblog
 今週は、何か落ち着きがない日々です。と言うのも、桝形の行方不明者の捜査は、連日の警察による捜索、消防団も80人体制の大捜査や、町内会の行動と、そして多くの方々が注目しましたが、まだ見付からないのです。私とは区行政が違いますが、私自身お世話になった方でしたので、家族と同じ思いで日々を過す日でした。家族はまだ困惑ですが、消防団の仕事を休んでの捜索活動には涙が止まらぬ感謝一生忘れませんと、改めて人々のありがたみを感じていました。
 さて、27日は臨時議会でした。特別職・一般職員の人事院勧告にもとづく給料引下げの条例改正議会でした。
 あまり問題ないかなと思いつつ、議会に出席し、質疑をしていて驚きました。
本宮市は、財政再建として県より30億円の貸付けを受け財政健全化計画を建てる事が出来ました。その際、市当局も痛みをと、特別職と職員の管理職員部門の5㌫をカツトして、県への痛み実感を示しました。
 今回の人官は、若い層へのカットはなく、管理部門は高い比率のカツトになります。今でさえも、5㌫カットにより逆ザヤ現象が起きているが、それが64人になると云うのです。管理職員70人のうち、64人が逆に一般職員より安くなっている減少です。一つの組織体として、責任ある部署よりその部下の人のほうが給料が高くなっている。言葉や態度に出なくても、本気や気合に大いに私は影響あると思います。ましてや、白沢の管理職員は財政再建とは実質縁がないのですし、現管理職員ははその当時、それぞれの責任ある部署の方々では有りませんでした。なのに、5㌫のカツトを受け入れてくれました。その結果が8割・9割が逆ザに減少が発生しているなら、首長の敏感な政治判断が欲しいとつくづく考えました。
 南相馬市は、人官もカットしていると一部分しか受け入れてイませんし、県職員も給料カツトしていますが、2・2㌫です。
 私は、市長が県との約束があるにしても、現管理職の協力で、財政健全化計画も順調に、今まで削減していた市民の補助もほとんど復活しています。ならばこんな現象に対する政治的敏感な対応が求められるのです。それが生きた政治では有りませんか。質疑応答を繰り返しし、私は何だか現市長には本当にガッカリしました。