平成２９年８月１２日（土）、出雲市斐伊川の神立河川公園で行われた花火大会に初めて行く。斐伊川は、山砂からの砂鉄採取に伴う廃砂により、河床が居住地側地盤より３～４ｍ高い天井川で、しかも渇水時には河川水が流れていなかった記憶もある。新居浜の花火大会のようにならないか心配しながら出かけたが、杞憂だった。１６時半頃会場に着いた時、撮影予定の堤防の上には、すでにびっしりとブルーシートが敷かれていた。河川内に繁茂した木々の隙間から打ち上げ地点が見える唯一空いていた場所をようやく見つけ、高温注意報が出ている広島では想像できないうすら寒さの中で撮影した。
平成２９年８月８日(火)、防府市に周防国分寺を訪ねる。聖武天皇の勅願により、国ごとに建てられた官寺のひとつで、創建当初の境内に今も伽藍を残すきわめて珍しい例として知られている(防府市公式ホームページ)。境内に植えられた１３０本のサルスベリがちょうど見頃だ。サルスベリの周りの、おなじ夏の木花フヨウは、これから咲くようだ。
平成２９年８月６日(日)、山口市中心商店街で１８時から行われる「山口七夕ちょうちんまつり」に出かける。例年は２日間開催されるが、台風の襲来が予想されるので、明日は中止とテレビで放送されていた。１８時２０分頃から、笹竹の紅ちょうちんのろうそくに火が灯されると、幻想的な雰囲気に包まれた。
平成２９年７月３１日(月)、愛媛の花火の帰りは、しまなみ海道を途中で降り、村上水軍ゆかりの地を訪ねる。
1️⃣能島
信長・秀吉が恐れた海賊大将村上武吉の根城「能島」。村上武吉は、木津川開戦(１５７６年)で信長を破ったことで有名。大島の標高２３２mのカレイ山展望台から望む。
2️⃣白滝山(２２７m、因島)
因島村上水軍の６代当主・村上吉充が建てたと伝わる観音堂周辺の約７００体の観音像。山頂には、８合目駐車場から約１０分かけて登った。
平成２９年７月３０日（日）、道後温泉本館で一風呂浴びて、夏目漱石も使った「坊ちゃんの間」、「又新殿（ゆうしんでん、日本で唯一の皇室専用湯殿）」を見学して、松山市の南西１０数ｋｍの伊予市に向かう。愛媛の花火第二弾、四国の人気花火大会ランキング第３～４位「伊予彩まつり花火大会」。打ち上げ場所は、伊予港防波堤。五色浜公園など一帯をくまなく歩いて、海面に映る花火撮影に拘って選んだポイント。見るのには間近で良いが、左右の防波堤からの打ち上げには、残念ながら対応できなかった
。ここでもナイアガラの滝は圧巻だ
