平成24年5月18日(金)、厳島神社で初めて舞楽を見、撮った。国宝「高舞台」で平安朝の昔から伝わる舞楽が雅やかに奉納された。
舞楽は、中国・朝鮮・インドで発生した東洋独特の古典音楽芸術で、舞を伴う古楽で、日本には奈良時代に輸入されたとのこと。
厳島の舞楽は、平清盛が安芸守時代(1146年)に、平家の守護神として厳島神社を信仰して社殿を改築し、京都文化の一つである舞楽を、大阪の四天王寺から厳島に移して楽所(がくそ)を設けたのが始まりといわれている。
舞楽は、日本に伝わって、現在まで滅びることなく伝えられているが、発祥した国々ではすでに滅びて、その面影さえもないそうだ。
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