先日、同僚(♂)と話しをしていて軽く驚いた事。
その同僚は、柔道を創った人の名前を知らないと言ったのだ。
これって一般常識では無かったんだ!
ちなみに柔道の開祖は嘉納治五郎。
資料によると、彼が柔道を確立し、私塾である講道館を設立したのは1882年(明治15年)。
その時、学習院大学の教頭先生でもあった加納師範は22歳!
後に彼は、東京教育大学(現筑波大)の学長や、アジア初のオリンピック委員にもなっている。
明治維新で「西洋文化万歳」「剣術やら柔術なんて古い」とされた時代に有って、
日本文化の価値を後世に、世界に伝えようと尽力したのだからスゴイ。
英語を教えていたらしく、西洋かぶれの先頭を走ってもおかしくない立場だったのに・・
明治期の柔道の歴史は強さの歴史でもあった様だ。 強かったから世界に広まったのだ。
彼の弟子達の武勇伝を読むと男心が小躍りするが、それはまた別の機会に
加納治五郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%89%E7%B4%8D%E6%B2%BB%E4%BA%94%E9%83%8E
確か、この柔道創始の方の柔道着は保存されて現存しているよね??
以前、バルセロナ金メダルの古賀(直接、イベントで講演を聴いたことがあります)選手が脚光を浴びた時、テレビで柔道の歴史について語られていた際に、この方、現存する柔道着の話を見た覚えがあります。
せいぜい、ここまでのレベルではありますが、この話題をフォロー追随する自分を褒めてやってください、ワン(あっ!何時の間にか、ポチになってる(笑))!
先日、昔早稲田のレスリング部の監督をしてらした方とお会いする機会があり、話が弾みました。
日本にレスリングを広めたのは早稲田の柔道部がアメリカ遠征に行って、レスリングに遭遇したのがきっかけだったそうです。
柔道とレスリングの繋がりに驚きましたよ。
彼自身も柔道二段だそうです。
このトピックに反応するコメント力はさすがです。
ちなみに姿三四郎のモデルは、加納治五郎の弟子の西郷四郎という人です。
この人もすんげぇ人だったらしいけど、その話はまた今度。
加納治五郎もレスリングを研究したそうです。
その片鱗は、両手刈りをはじめとする様々な技に見え隠れします。
ボクシングや空手を日本に紹介したのも彼であり、偉大な格闘技の父と言える方でしょうね。
僕のなかでは文武両道の偉人です。