わくわくママの豊かな日和

15歳と12歳の男の子のママの日記 小1から不登校の息子たち 日々のわくわくそしてホームエデュケーションLifeあれこれ

まあくん4年生・・・5

2011年05月03日 | まあくんとの会話

どんな 感情があがったの?

ひとしきり 泣いたあと ポツリポツリと自分の気持ちを話してくれた

まあくん
「先生は 最初に会った時から
 “世界中には学校に行きたくても 行けない人もいるんだ”って・・・

そうだよねェ それは 学校を行かないことを選択した場合
必ず周りから言われるよね 

3年生になった時に先生と話したときの 悲しみも一気に
噴き出していたようだった

まあくん
「先生は 僕がどんなに話してもわかってくれない
 そんなの信じられないよって 言われているように・・・」

ママ
「そんなの信じられないって 先生は自分に言ってるのかもね
 だって 先生だって小学校から大学まで ずっと授業に出て
 そのやり方でしか勉強してないし まあくんが言うようなやり方で
 勉強が出来るようになるなんて信じられないし
 もしそれを認めちゃったら 自分の仕事や 今までの人生を
 否定されるような気持ちがしちゃうのかもしれないしね」

まあくん
「あとは 何度も生まれ変わってきた悲しみとかも
 たくさん出てきて・・・」

ん? 生まれ変わった 悲しみ?

まあくん
「僕 何度も 生まれ変わってるでしょ
 その時の 悲しかったこととか わ~っと出てきて・・・

ふ~ん・・・ママはちょっと理解不能?!
でも 過去からの痛みもたくさん詰まっていることを
まあくんの感性は感じているらしかった

布団に入って やっと落ち着いてきたまあくん

ママ
「やっぱり 時代の変革者って たくさんの辛いこともあるね
 坂本龍馬だってそうじゃん
 志(こころざし)高く生きるってことは 
 それだけ応援してくれる人もいるけど
 抵抗する人もたくさんいるんだよ
 
 でも それも全部 わかって志願して生まれてきたんだから
 ホントに勇気ある魂なんだねェ まあくんは」

まあくん
「ぼくは 見送る人になりたいんだぁ」

見送る人?

まあくん
「子供たちにね 本当にしたいことは何?
 自分の気持ちを言っていいんだよって たくさん聞いてあげたいの
 好きなことをしていいよって
 そして 子供の心がオープンになって
 白いハトになって 飛び立っていくのを見送りたいの」

「ぼくねェ 変なときがあるんだぁ
 なんか 今見ている現実が現実じゃないような
 映像みたいに見えるっていうか・・・

 例えば テレビあるでしょ
 (注・・・我が家のテレビは 未だに地デジになっていない
 買い替えないといけないのに 電化製品にうとい夫婦)

 もう別のテレビが置いてあるのが見えたりするの
 あれ?って思うんだけど
 もう新しいテレビになってる 隣にWiiも置いてあるんだよ(笑)

 場所は今のここの家じゃないのかも
 引っ越してるみたい
 
 それで隣に住んでる人がすごい いい人でさぁ(笑)
 おはぎとかくれるんだけど
 “お返しとか 何にも気を使わないでくださいね”って言うんだよ(笑)」

「学校も ビジョンが見えるの もうあるんだよ 僕には見えるの
 みんな 好きなことをやっているんだけど
 楽しそうなんだぁ」

まあくんには というか 子供には
大人が見えない世界が見えているのかなぁと思うことがある

時々ビジョンが見えると言って 
例えばテレビを見ていて
他の国の映像とか 歴史の建造物とかを見て
「これは僕がこの間 見たビジョンと一緒だぁ」とか
「今 ビジョンが見えたんだけど これは何?どこなんだろう・・・」
頭の中に テレビみたいに映像が出てくるらしい

そんなことを布団の中で話して
目をキラキラ させて 未来のお話をしてくれた

まあくんの瞳の輝きに癒された ママだった

でも まあくんの 悲しみはここで終わらず 
また翌日に持ち越されて
たくさん 噴き出すことになった

つづく・・・

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