はぁ今日はのんびり出来るぞぉっと思っていたら
まあくん
「お母さん 今日押入れ掃除しない?
押入れがいらないモノで溢れているから
そこを整理すればもっと部屋のモノが片付くと思うんだよね
お母さんはさぁ
全体的にさ~っという掃除はするけど
結局押入れをやらないことには
いくら掃除しても
根本的には何も解決しないと思うんだよ
だから今日はもう全体の掃除はやめて
押入れだけをやるとかにしない?」
私「 そうだぁねぇ・・・」
言ってることがまとも過ぎて・・・
なんも言えねえ・・・
と思いながらも
ダラダラとお菓子を食べていた私・・・
まあくん
「お母さんさぁ~今日しかないよ
今日やらなかったら またなんだかんだ言って
1年が過ぎちゃうよ!」
はいはい
あれ?
どっちが親?・・・
私「はい!わかりました!よし!やるぞ!
押入れ!いくぞ!」
取り合えず自分に気合を入れて
押入れ掃除に・・・ついに突入
私「うわぁこれ懐かしいなぁ」
まあくん
「お母さん もう思い切って捨てよう
これもこれも・・・もう使わないでしょ」
お掃除コンサルタントに説得され
促され助言されているかのような会話を繰り返し
片付けること数時間
処分品は大袋4個分になり
新しく出来たスペースに部屋に置いてあるものを入れたら
あら不思議?!
部屋は片付けてないのに
部屋が綺麗になっていたぁ〜
なんだか部屋が広〜い
「大変そうだねぇ」と
私とまあくんの作業を横目に見ていたかっくんは
風呂掃除などのルーチンワークを 担当してくれた
夜 主人が帰宅・・・
処分品大袋と綺麗になった部屋を見て
「すごいなぁまあくん 将来掃除で起業出来るなぁ」
私
「僕 勉強は小1でやめました
でもお掃除を小1から始めました
そして今 主婦の心に語りかけます
『奥さん それ もういらないですよぉ〜』
お掃除王子が今日も行く」
勝手なことを言いながら
晩酌を交わす父と母だった・・・