まあくんの津軽三味線日記
フェスティバル後は
燃え尽き症候群でダラダラ~っと過ごしていたけれど
しばらくするとまた練習再開
毎日PM7~10時は区民館へ
区民館は空いている場所を探して予約を入れるので
今日はあっち 明日はこっちと
和室だったり音楽室だったり 会議室だったり
毎日よく頑張るねぇ・・・
帰宅すると
なかなか上手くならないと嘆いたり
今日は集中力が続かなくて後半寝てたぁとか
なんか前より結構手ごたえあるんだぁとか
その日によって色々
うんうんと話を聞いてあげながらの夕飯となる
先月、先生に言われたことが出来なくて
練習も辛くて
もうやめたいと言いだしたことがあった
台所にいる私の隣でずっとぼやきはじめた
まあくん
「もう嫌だ 俺には無理だよぉ あ~もう辛すぎる
先生が言ってることはわかるんだけど
そんなこと言われても俺には出来ないんだよぉ
ねぇやめたい~やめたいやめた~い」
私「だったらやめちゃえばぁ~」
まあくん
「でもなぁ・・・津軽三味線の神様は
まだ僕をやめさせてくれないような気がする
この先に凄い楽しいことが待ってるよって
言ってるような気がするんだよなぁ・・・」
私
「まあくんが上達してるから
先生もさらに厳しいことを言うようになったんでしょ
その先にさらに進める見込みがない人に
そんな厳しいことは言わないと思うよ」
まあくん
「うん、先生も最近 俺のこと生徒とか子供って思ってなくて
一人のプレーヤーとして見てくれて
厳しいことも言ってくれてるんだなって思う」
私
「まあでも ホント辛いよね それはもう・・・確かに辛いと思う
演奏するっていうことは 理想よりほど遠い未熟な自分と
常に常に向き合い続けるってことだから・・・」
まあくん
「うん・・・
お母さんが楽器をやってた人で良かった
家族の中に俺の辛さをわかってくれる人が一人いるだけでも
有り難いよ・・・」
そしてまた今夜も一人・・・