10月5日(土)郷里で執り行われる実父の三回忌法要のため福島へ。
法要が行われる菩提寺の観音寺は親戚筋にあたり、住職と亡き父は従兄弟になる。
子供の頃はこのお寺が遊び場だった。
観音寺の位置する伊達郡桑折町は福島県中通り県北地域に位置し、原発から約70キロ北西であるが、原発爆発時は丁度北西の風向のため影響が出ている。避難勧告までは出なかったが、除染問題で行政も町民も苦慮している。
久しぶりにお参りするとあたりは一変していた。原発事故による除染作業が進み境内や墓地は伐採や雑草の取り除き、表土を削る等してきれいになっていた。
思わず「きれいになったね!」と言うと地元の人は抵抗があり、除染が済んだと言うのが適切とのこと。実際除染の効果はあるものの寺の裏山までは行き届かず、雨によって汚染土が流れ落ちる事も考えられる。
観音寺本堂での法要
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観音寺本堂は江戸期に建立され、震災後は長期にわたり使用出来なかった。
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除染で出た汚染土の袋が所狭しと置かれていた。現在300個あるとの事。
これから仮仮置き場、仮置き場、最終処分場へとの事だが前途多難、、
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境内あちこちに除染土が、、、 右側建物は釈迦堂。いまだ復旧出来ず、、、
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「福島には本当の空がある」と言った高村智恵子は今頃どう思っているのだろうか?
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