爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

一度の人生だから

2022-09-09 03:15:15 | 日記
「私は今一度人生を与えられるなら、どんな代償を払ってもいい。青春時代に戻れるのなら、どんな犠牲も厭わない。全財産投げ出しても惜しくない」

先日亡くなられたある経営者が、入院先の病院のベッドの上で、見舞いに駆け付けた友人にこう洩らしたそうです。

そして、翌朝莫大な財産を抱えたまま、静かに息を引き取ったそうです。

金儲けに明け暮れた生涯だったといいます。

社会的には成功者と言われている人の一生も、終わってみると必ずしもいい一生とは限りません。

金儲けのみに生命をすり減らす人生が、いい人生と言えるでしょうか。

人は生命のある事を当然の様に思い、つまらない物に執着しているケースが少なくありません。

この様な執着を捨てさって、限りある生命を有効に使おうではありませんか。

いい人生であったと堂々と胸を張って言える、そんな人生が最も価値が高いのです。




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