どんどん「正座」が苦手になって行く日本人だが。
お茶、お花、踊りの稽古場で、派手に転倒する女性もいるらしい。
確かに、正座ほど足に負担の掛かる座り方は少ない。
工夫もなく、ただ座っていれば、確実に足はシビレて行くだけ。
ただ、次の要領で、シビレはかなり緩和できる。
まず肝心なのは、足の親指同士を重ね合わせ、かかとを逆八の字にして、この組み方でしっかりと体重を受け止め、背筋をピンとのぱす事。
シビレて来たなと思ったら、すかさず足の指を組み替えてみる。
ひざは握りこぶしが一つ入るぐらいにして、少し開き加減にする。
ミニスカートならどうするか。そもそも正座する様な場所に、そんなスカートを履いて行ってはダメだろう。
また、意外な様だが、厚めのふかふかした座布団の方が、足はシビレやすいのだ。
体重で足が沈み、横方向からの力が掛かる為だ。
最後にそれでも足がしびれる人は、もう少し体重を減らしなさい。
さらに、慣れもあるので少しは鍛える事も考えなさい。
かなり持ち応えられる様になるから。
正座どころか「あぐら」をかいて座ることの出来ない子供が多いですよ。
椅子生活と肉食のおかげで、足は長くなったけれど、あぐらもかけないなんて・・・。
わたしは正座は何時間でも平気です、剣道で鍛えられましたから。
「体重を減らしなさい」ごもっともです（笑
私、正座は得意分野なんです。和裁はあぐらのところもありますが、私はスカートを履いて正座で教えてもらいました。確かに最初は大変でしたね。今は体重なのか、膝が痛くて時々崩してながら仕事してます。
でも、フィットネスで筋トレや色々やっているからか？少し和らいできたように思えます。私達年代でも正座をずっとできる人はあまり見かけなくなりましたね。小さいお子さんなら無理でしょうね。
イス、デーブルの日常ですからね。