おぐりクリニック

眼科、アレルギー科、漢方外来

東洋医学の「春の養生」

2023-04-10 | 日記
春と言えば「桜」!
明るくなるイメージですね。
 
ところが実際は春は気持ちが不安定になりやすい季節です。

日本では、卒業、入学、就職、異動、転勤など環境の変化が大きいとき。
この変化がストレスとなり、さらに自律神経を乱すことに繋がりやすいのです。
 
加えて「花粉症」をはじめとするアレルギー症状が強くなる季節!
イライラ、怒りっぽいなどの症状は、身体がストレスを受けているというサイン。
環境の変化とともに、これまでの生活を見直し、心身のリズムを整えるようにしましょう。



春は、五臓のうち「肝(かん)」のはたらきが異常亢進し、疲弊てしまうといわれています。
イライラ、怒りっぽいなどの症状は、「肝」の自律神経調整機能がうまくいかずに、
「気」が滞り、興奮して頭に血がのぼった状態
興奮を冷まし、リラックスさせる食材をお勧めします。

「肝」のはたらきを養う
なつめ
   「肝」の機能を養う食材として、有名なのがなつめです。
   なつめは、2~4cmくらいの楕円形をした果実で、秋になるとこげ茶色に熟します。
   果肉は白く、さくさくとした歯ざわりで、甘酸っぱい味がします。
   胃腸の働きを高めたり、「血」を補う作用があります。
   生のままでも食べられますが、天日干しして干しなつめにしたり、
  シロップで煮てコンポートにすると食べやすいようです。

体の熱を冷ます
 苦うり(ゴーヤ)
    苦うりは、別名ゴーヤとも呼ばれ、体の熱を冷まします。
    ビタミンCの含有量はキャベツの2倍といわれるほど、栄養価の高い食材です。
    苦みの強い種とわたはとり除いて使うと良いでしょう。
         豚肉や豆腐などと炒めたり、茹でてあえものにするのがおすすめです。

気分を発散させる
• シソ
   シソには発散の作用があるといわれています。
   イライラしたときにお勧めの食材です。
   発散のし過ぎも良くないため、肉料理や魚料理などに加えて食べるのも良いですね。
 
次回は、春の体調不良にお勧めの漢方薬を紹介させていただきます。
 
 
また、現在スタッフ募集中です。
ご連絡お待ちしております。
 
 

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