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おぐりクリニック

眼科、アレルギー科、漢方外来

第2回 高コレステロール血症、原因となる砂糖対策

2025-05-01 | 日記

前回、高コレステロール対策の一つとして炭の活用についてご案内させていただきました。

実際、医療の現場でも毒物を体内から排出するのに医療用の炭が保険診療薬として処方されています。

 

慢性腎臓病(腎不全)では老廃物などを排泄する腎臓の機能が低下していて、体内に毒素が残りやすい状態になっています。

クレメジンと呼ばれる炭は毒素を含む化学物質を吸着する作用があります。

この炭を体内へ摂取すると、毒素が体内へ吸収される前に炭が毒素をあらかじめ吸着し、便と一緒に体外へ排泄します。

もちろん砂糖に対しても効果が期待できます。

これにより体内に毒素が蓄積する尿毒症を改善することができるのです。

しかしながら医療での「炭処方」、クレメジンは慢性腎不全の方が対象となり、特殊な場合以外には保険処方が出来ません

 

ただし、クレメジンは「石油系炭化水素由来の球形微粒多孔質炭素を高温にて酸化及び還元処理して得た球形吸着炭」です。

多くの西洋薬と同様、石油から生成されています。

 

個人的には日本古来から使用されている「竹炭」が良さそうに思います。

一般に購入可能な竹炭はそれ程高額なものではないので、ご興味をお持ちの方は3カ月ほど試していただくことをお勧めします。

注意点として、竹炭にはダイオキシンの問題が指摘される場合があり、ダイオキシンの問題がないことの確認が取れている商品をご使用ください。

 

竹炭は、竹を高温で焼き上げて作られるため、ダイオキシンは分解されます。
しかし、竹を低温で燃焼させると、ダイオキシン類が発生することが知られています。

 

当院関連のショップリンク、以下の竹炭パウダーをご参考になさってください。

https://item.rakuten.co.jp/oland/sup050013/

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高コレステロール血症、原因となる砂糖対策!

2025-04-07 | 日記

前回のブログで現代人の食生活では気付かないうちに砂糖がたくさんカラダに入れられていることをお伝えしました。

 

食事制限をすれば高コレステロール血症以外にも、高血圧、糖尿病など、食事制限をすればよくなると皆さん分かってはいます。

分かってはいるけれど・・・、

「好きなものを好きなだけ食べたい」というのが実情で、食事制限は精神的ストレスになる場合が多いようです。

 

好きなだけ食べて病気にならないようにしたい、とは都合が良すぎる気もしますが人間の性(サガ)でもあります。

 

高コレステロール血症に対して色々な対策はあるのですが、日本人の知恵として数千年の歴史がある「炭」についてお伝えしたいと思います。

 

 

<炭の効果>

 

「炭を食べる」・・・と聞くと驚く方が多いです。

昔はお腹の調子が悪くなると少量の炭を食べていたことをご存知でしょうか? 

忍者は解毒のために炭粉末を持ち歩いていたとも言われています。

 「炭職人は病気知らず」と言われてきました。炭職人さんは、炭窯でそのままおやつ替わりに炭をかじっているそうです。

 

最近では、健康食品としてパンや蕎麦、うどん、ラーメン、こんにゃく等々、炭入りの食品が販売されるようになり、炭食が見直されています。

炭を食べる(体内に取り入れる)ことにより「身体の中に蓄積された不純物を吸着して便と一緒に体外に排出する」という働きがあるのです。

当然、砂糖の排出作用も期待されます。

 

次回は、医療現場でも炭が治療薬として使用されている事例をお伝えさせていただきたいと思います。

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コレステロールと砂糖の関係➁

2025-03-29 | 日記

前回、砂糖の摂り過ぎは、悪玉コレステロールの生成を促し排出を妨げるため、コレステロール値が高くなりやすいことをお伝えしました。今回は具体例を挙げながら解説させていただきます

 

【砂糖とコレステロールの関係】

砂糖の摂取量が多い人は、悪玉コレステロールの上昇と血中トリグリセリドの上昇が多いという研究結果が報告されています。

砂糖をとりすぎると、血液中の過剰なブドウ糖が血管を傷つける可能性があります。

 

【コレステロール値を下げるには】

糖質や脂質の過剰摂取に注意し、食物繊維や不飽和脂肪酸を意識して摂取してください。

運動習慣を身に付ける、禁煙することも参考にしてください。

 

【コレステロール値を下げる食べ物】

大豆製品(豆腐、納豆、味噌など)

キノコ、野菜、海藻類(食物繊維)

オリーブオイル、青魚(不飽和脂肪酸)

小豆のあんこ、きなこ、寒天(食物繊維)

 

【コレステロール値を上げる食べ物】

脂身の多い肉類(レバーやモツなど)

乳製品(バターやラードなど)

クッキーやチョコレート、ケーキ、アイスクリーム、菓子パン、スナック菓子など(マーガリン、ショートニング、バター、クリームなど)

 

これまでお伝えしたように、砂糖がコレステロール値を高くする大きな原因であることは間違いありません。

しかしながら、加工食品、外食などではかなりの量の砂糖が使われていることが多いです。

自分では砂糖を食べている意識は無くても、気付かないうちに砂糖の蓄積を起こしている可能性が高いと考えられます。

 

特にクッキーやチョコレート、ケーキ、アイスクリーム、菓子パン、スナック菓子は言うまでもありませんが、食パンにも砂糖が使われていることが多いのです。

食パンの味は砂糖の甘みがメインです。

5枚切りの食パンの場合、1枚約2.7g(4%)~5.3g(8%)です。角砂糖にして1個~2個相当です。

 

意外と知られていないものが「清涼飲料水」に含まれる砂糖の量です。

以下、厚生労働省のホームページから転記させていただきます。

さて、現代人の食生活では砂糖がたくさんカラダに入ってくることを理解いただけたでしょうか?

 

問題は食事制限が簡単ではないことです。

 

次回はその対策方法についてお伝えさせていただきます。

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コレステロールと砂糖の関係

2025-03-28 | 日記

油や脂の摂りすぎが血中のコレステロールを上げると習ったので、なるべく控えるようにしているという方は多いと思います。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

参考までに、油と脂の違いは、常温での状態(液状か固体か)です。

常温で液体のものを「油」、常温で固体のものを「脂」と呼びます。

【油と脂の種類】

油:植物油や魚油など、常温で液体のもの

脂:バターやラード、ココナッツオイルなど、常温で固体のもの

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

今回のコラムでは油と脂をまとめて「アブラ」と記載させていただきます。

内科外来で中性脂肪が高くて、医師からお肉は食べすぎないようにと言われた方にとってはアブラを摂って大丈夫と言われても不思議に思われるでしょう。

 

お肉をそんなに食べているわけではないのに中性脂肪やLDLコレステロールといった悪玉コレステロールが高いと言われた方も「何故、血液の数値が良くならないのか」疑問を持たれた方も多いと思われます。

 

 

砂糖の取りすぎがコレステロールの高くなる大きな原因

 

コレステロールを食べるから血中のコレステロールが上がるわけではありません。

 

この点を勘違いすると、いくら食事制限をしても結果に繋がりません。

 

もちろん毎日ステーキなどという極端な食生活はお勧めしませんが、悪玉コレステロールが気になる方は糖分、特に白砂糖、清涼飲料水を控えめにして下さい。

 

砂糖の摂り過ぎは、悪玉コレステロールの生成を促し排出を妨げるため、コレステロール値が高くなりやすいのです。

 

次回はもう少し具体例を挙げながら解説させていただきます。

 

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鏡を見たら眼が真っ赤になっていてびっくり ・・・「結膜下出血」増えています!

2025-03-03 | 日記

結膜下出血は、白目が突然真っ赤に染まる状態です。

眼球の白目を覆う結膜の下にある小さい血管が破れて出血したもので、白目部分がべったりと赤く染まります。

この症状に気づくのは、鏡を見た時や、他の人に「目が赤いよ」と指摘されることが多いようです。

実は結膜下出血は「目をこする」ことで起こる場合が多く、「花粉症」をはじめとするアレルギー症状が起こりやすい時期に増加する傾向があります。

そのため、花粉症が流行る時には、急な出血に驚いて眼科を受診される方が増えます。

結膜下出血は危険な病気?


結膜下出血は白目が真っ赤になっているため、見た目は非常に驚くような状態になります。

とはいえ実際にはほとんどの場合、重大な病気とは関係がありません。

多少、目がごろごろすることがあるくらいで、痛みなどはありません。
原因はさまざまで、くしゃみ・せき、過飲酒、月経、水中メガネの絞め過ぎなどでも出血することはあります。

結膜下の出血では、眼球内部に血液が入ることはなく視力の低下の心配もありません。

出血は、1~2週間ほどで自然に吸収されることが多いのですが、強いものでは2~3カ月ぐらいかかります。いずれにしても自然に吸収されますので、ほとんどの場合心配はいりません。

 

「数ヶ月前にも同じことが起きたけど、またなったから何か大きな病気なのでは?」と心配される方もいますが、結膜下出血が他の重篤な病気に結びつくことは稀です。

血液の凝固異常や血小板減少症など、他の病気が原因の場合、通常は目以外にも出血やアザができるといった他の症状が現れます。

 

次回は結膜下出血の原因と治療についてお伝えさせていただきます。

 

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