cielocho

男の子2人のママです。日々のことを書いてます。

托鉢 @ラオス ルアンパバーン

2015年08月02日 | タイ・ラオス旅行
ちょっと愚痴ブログです。

ルアンパバーンといえば托鉢です。
朝5時半から太鼓の音と共に、僧侶が食べ物などのお布施のために街中を歩きます。

私は体調不良で朝きちんと起きることができず、最初、主人のみオンタイムででかけました。

ホテルに主人が帰ってくると、おばちゃん2人が主人に僧侶に食べ物を渡してきて托鉢してきたと。
お金を持って出なかったから取りに帰ってきたという。
おばちゃん1人につき15000キープずつ請求されたそう。
その時点でなんでおばちゃん2人分のをやるんだという気持ちと、他にもなんだか嫌な予感がしました…

でも子供達にも見せてあげたかったので出ると、まだ最後の僧侶達が練り歩く前で、子供も私も体験しろと手招きをされました。

私はやらないと言い、
子供には体験なのでやらせることに。



本来なら座って肩から布を斜めにかけて渡さなければならないが、子供は立って渡してしまっています…
僧侶の方に申し訳ないです…



こんな感じで全て渡し終えました。

終わるとおばちゃん2人がお金を請求。
15000キープずつ渡そうとすると、片言の英語とラオス語ですごい剣幕で話してきました。

やっと理解でき、なんと1人50000キープずつ渡せと…
発音が聞き取りずらく、フィフティーンとフィフティー を聞き間違えたのです…

ラオス紙幣にまだきちんと慣れておらず、私も思わず大きいお金を出してしまい、その瞬間に奪いとられました。
さらに子供がやったからもっと出せと。
いくらかこちらも奪い返しました。
が、全部で120000キープほど支払いました。

これ以上いたらさらに請求されると思い、私はお財布を持ち主人と子供を置いてホテルに帰りました。

他の托鉢を体験した人をネットで調べても、そこまでとられている人はいない。
主人の人がいいにも程があり、さすがに頭にきました。

本当は厳粛なものであるはずなのに、とても嫌な思いの托鉢でした…

托鉢もツアー化されていることが批判されていますが、このお金が現地の人の生活費になり、そこから僧侶に食べ物が行き渡ることを考えると、この地域に貢献したんだと、イライラしてちゃいけないなという思いもあります。
でも、托鉢をやるならもう少し純粋な気持ちでやりたかったです。

これから行かれる方、気をつけてください。
紙に数字を書くか電卓などで値段確認した方がいいかもしれません。

でも、子供に多文化を見せてあげられたことはよかったのかなと思っています。

ちなみに翌々日は雨で傘さしの托鉢でした。