しまぬきを温めて 丹波布を織る

丹波の山奥、昔々の織物を温め(おさらいするの意味)ていきたいおばちゃんの織り物語

コブナグサ

2013年09月26日 15時41分40秒 | 作業
畑をウロウロしていたら

小鮒草が叫んでいた

「いつ採るの?」「今でしょ!」「今でしょ!」

夫に頼ろうと思ったが、新しいパソコンにかじりついてる、

仕方ないのでカゴいっぱいだけ採ってきた。

デッキにいっぱいに広げて干す。



翌日には乾いた小鮒草を丸めて更に干す

これが私流!



乾いたらビニール袋に入れて保存します。

まだ、畑にはいっぱい残ってるけど・・・

生葉で染めてもいいかな。

小鮒草は黄色を染めるのに使う染料です。

八丈島では八条刈安と呼ばれて

あの黄八丈の黄色を染めます。

普通の刈安という染料は別物ですすきのような細い葉です。

丹波布では黄色や緑を染めます。

「しまぬき」では藍に染めた糸を小鮒草で染めて

緑の何色かを染めることが多く

黄色は使わなかったようです。



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