しまぬきを温めて 丹波布を織る

丹波の山奥、昔々の織物を温め(おさらいするの意味)ていきたいおばちゃんの織り物語

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動いてないのはわたしだけ?

2015年06月06日 09時36分07秒 | 手仕事の道具達

白い花はまだあります。

犬の散歩仲間だった和子さんの残してくれた

私のように我儘出来なかったんで

早く逝ってしまったんだろうか

後、においも嫌いじゃないよ。

ドクダミ!

赤いのは

ビックリグミ

散歩の途中で5個だけ食べます。

昔お母ちゃんに言われた・・・・・・でしょ~!

ホタルブクロも動いてホタルが飛ぶよ!

寝込んでいるといろんな音がきこえます。

カジカガエルの「フーイ、フイ、フイ、フイ!」

未だに教育中のウグイスの親子

「ホーホーホケキョ!」

「ホートミジロウ!」

夫の修理する音

「えーっ壊してんのとちゃうの?」「あほか!」

花も鳥もジサマも動いて・・・

動いてないのはわたしだけ・・・。

 

 

 


♪はるーはなーのみーの♪・・・・・

2015年03月11日 08時53分17秒 | 手仕事の道具達

先日、啓蟄の日・・・・、

玄関先に現れていたのは・・・・

おおきいなあ!長いなあ!

ご近所の人と「何かを食べてんなあ」

「さすが啓蟄やなあ!」と感心しておりましたが!

今朝は

これですもん!

今日は母のところに行くつもりなのに

スタッドレスタイヤはもうはずしちゃった!

 

思いついたが・・・・で

「枠」を引っ張り出してきました。

経糸を巻いて整系の時に引き出して使います。

狭い織機部屋では天井にぶら下げていますが、

糸が巻かれると置き場に困ります

今はまだミツバチさんのマンション予定箱

の上に。

我が家は棚の上が物置になっているので

さて、どこに置きましょ。

尼崎のマッチャン!秋までには・・・

織り終わるはずだよー!

ゆ~っくり待っててね。

 

 


緯糸巻き

2015年01月25日 09時47分32秒 | 手仕事の道具達

私は病気になり

体重が12㌔も減って

筋肉が無くなってしまいました

筋肉が無くなるとちょっと何かを続けると

アチコチが痛くなるため、

夫に緯糸巻の「右腕」を頼んでいました

すると・・・・・・

こんなのが出来てきました!

電動緯糸巻機ですって!

速度が遅すぎたり、早すぎたり・・・

まだまだ改良の余地ありですが

助かっています。

で、今は

こんなところです。

あたらしい絹糸(つまみ糸)が太い!ふとい!!

桜の糸のところの幅より広くなって・・・・・

ま、かがり帯じゃないから縫い込まれるとはいえ

これでも絹糸の枷の半分は避けてしまったわ!!

 

畑に

フェンスと網を張ったのに

鹿はすごい・・・白菜もレタスもキャベツもブロッコリも

大根も蕪もみ~んな雪の中からほじくりだして

食べちゃった!

人参のみ残っていたので

人間用になりました・・・。

まさかとは思うけどお花の芽には

私が蓋をしています。

桜やヤマモモ、いちじく肉桂などの木も

食べられちゃったのよ!


まあだ、こんな状態。

2014年11月22日 15時17分07秒 | 手仕事の道具達
せっかく、竹筬に変えたのに、

うちのチキリのドラムはこんな状態です。




爺さまはベルトを求めて・・・



一昨日の日の入りは山が赤くなりました



久しぶりに

「山赤く 夕日落ちゆき 鹿の声」  お粗末でした。




寒くても頑張るのが「バラ」です



オレンジに近い黄色いの。



ほとんど白に近いピンクの。

頑張れ!




私の目が見えないのは

どうも、薬の副作用で白内障になったみたい

ひえーっ、そんなこともあるのか・・・・

見えなくても頑張るのが「わたし」です

頑張れ!  アハハ、自分で応援します!


のっけから!

2014年05月22日 12時24分00秒 | 手仕事の道具達


えっ!えっ!

手仕事の道具?

大きな機械我が家に何台かやってきました!

これは夫が織り機を作る道具です。

結構な手作りと機械の組み合わせで作っていきます。

軽トラから下ろすのに夫が「ヒーハー」なので、

私は・・・・・じっと見守っておりました!



「彩り」さんに頂いた紫草が

どんどん成長しまして、










今では花盛です。

花盛りの写真はまだカメラのなかですが。。。


篠山の展示会後、ちょっと疲れや凹みがありまして、

花の写真はいっぱい撮ったのですが

ぼつぼつにします。





織機を届けに行きました

2014年04月12日 11時42分01秒 | 手仕事の道具達
夫が作った織機を届けに京都まで行くというので

私も付いて行きました

届けるお宅が醍醐寺の前なので

太閤さんの桜がまだ咲いているかな?

などと思い。

軽トラックの硬い座席に座布団敷いて・・・・。



夫が織機を組み立てたり調子を確かめたり



その間3時間!

私は日当たりの良い縁側で

ホカホカの大きなな靴脱ぎ石に足を置き

立派なお庭を拝見しておりました。



いろいろな小さい鳥や、ヒヨ、鳩などやって来て

うぐいすの声が間近に聞こえて

のんびりしていたら

やぶ椿から出てきたきたない色の鳥が

「ホーホケキョ!」とないたのです。

びっくり仰天!

私は「うぐいす見た!」と二人に・・・!

その後も目の前で鳴く姿に

カメラ・・・・・駄目だ!これが精一杯!



矢印、丸の中の物体がうぐいすです。

はあ~!レンズを向けるとすぐ飛んで逃げます。

うぐいすも鳴く時は身体中で鳴くことを知り。

めったに見れない野生のうぐいすをいっぱい見て

感動の一日でした


醍醐寺の桜ですか?


あはは・・・満開の八重の桜までは

歩く自信がなく・・・。


うぐいすと行くまでの篠山辺りの桜で満足でした!





預かり物

2012年12月25日 11時22分19秒 | 手仕事の道具達
我が夫は工作好きが高じて

私の織りの道具一式を作るだけでなく

「織機を楽しむ会」などという道具を作る会を

楽しんだが為に、

なんだか、木工屋さんのようになって、

古い道具のお直しも頼まれたりして・・

家の中は一年中木くずだらけです。(外の倉庫は暑いしさぶいそうで・・・)

でも、昔の道具を沢山見られる楽しみもあり・・・



この、ちよちゃんが持ってきた糸車は

回す持ち手が無いのですが、実は

中央の二つの穴に紐をかけて回すということが判明!



この、・・子先生のかせあげは

絹糸一枷がちょうどの大きさで、

40回回すと「ことん!」と音がします。

「どっかでみたなあ?」

夫はうちの二階から


こんなのを引っ張り出してきました!

「ほーほー!これは枷上げの一部やったんや!」



近所の人も

「こんなんあったで、直して使こてみ!」

ありがたいことです!!

総会終わりました!

2012年06月01日 21時28分27秒 | 手仕事の道具達
5月29日に

第2回丹波布技術保存会技術者協会の総会をしました

名誉会員の足立康子先生にも来賓として来ていただき

2年に一度の役員交代も行い

すいっと終わって時間があったので、

新しく会員になろうかという後輩も加わり

自己紹介や近況も少しずつ話しました。

いろいろあるけれど、又、新しい年度の出発です。


次の日、後輩のRさんの機を作るため、

夫と古い機を受け取りにM先生のお宅まで行きました。

(M先生には糸紡ぎを教えていただきました)



軽トラに乗っけた機の中に

妙な物を発見!



稲わらの両端を束ねたものが沢山・・・

困ったときのユリロン頼み!

これは千切り巻きの時に使うんだろうかね?

ユリロンでなくても良いです、どなたか・・・

教えてくださいな、これは・・何?

緯(よこ)糸を巻きます。

2012年03月01日 21時59分11秒 | 手仕事の道具達
まだまだ、織りの途中です。

何回も緯糸を巻くのがしんどくて、

一度にたくさん巻いて、

「腕が・・!」になりました。



これが、緯糸まきの道具です。管巻きといいます。

もちろん、夫の手作りです。

長い間愛用しているうちに、私は足をひっかけ、

猫たちは身体をすりつけ、

芯棒がちょっと「ゆれゆれ」しますが、



管にまいていくと、



こんな感じ!

糸は、枷にして、カサにかけて使いますが、

編み物用のカサですので・・・写真とってません。

今回、緯糸に焦げ茶を300㌘、藍の4号100㌘

絹のつまみ糸一枷用意しました。

織機 

2012年02月15日 21時39分51秒 | 手仕事の道具達
私は「はた」のことを書くときは

織機(しょっき)と書いて自分では「はた」と読んでいますが、

「はた」で変換すると「機」一文字です。

誰かは忘れましたが「機織」で「はた」と読む人もありました。

丹波布の織機は「高機」です。

私の「高機」は夫制作第3号のもので、

私の身長や、部屋にあわせて、コンパクトに作られています



もう、8年使っていて、自分の一部のようになっていますが、

○印の箇所、杼(ひ)があたる場所が削れてしまっています。

気分良く、杼をとばしていて、ある日気づいてびっくりしました。

また、巻き取りのちいさな木の歯車も壊れた場所があります。

糸の張りがちょこっとむずかしくなったので、

そろそろ、修理に出したいものです。



しまぬきの織られた織機はどんな織機だったのでしょう。

『民芸の旅 西日本編』鈴木尚夫著の

「丹波布へのひとつのアプローチ」という文の中に

著者と丹波布への愛から実験製作を試みつつある二人の織工の対談があり、

著者が丹波布の機の構造を尋ね、A さんが「丹波を訪ねた時に見たたんばの
古風な高機は非常に地機よりの高機で、テンションが自由にとれ、安定してざっくり織れる」
   
と書かれていました。このAさんが小谷次男さんらしいのです。

ここに、たわむ棒というちまきを向こうに押すものが出てくるのです。

下線の部分は本に記述されたとおりなんですが、私の織りの先生でもある(彼女は丹波布ではなく、絣や他の織りをしています。)ユリロンの指摘で、ちまきと言う言葉は千切りと言う言葉の間違いではないかとおもいます。対談から本になる間に変わってしまったのか、どうか・・・、小谷さんの別の資料には
同じ事を表すのに「高台式ちきりしなり地機」と書いてありました。


夫はまず「地機」を作ってみると張り切っています。

そのうち、たわむ棒のついた非常に地機寄りの高機も作るかなあ?



小谷次男 京都の方で、非常に有能な織りの職人であり、織機の研究もされていたようですが、よくわかりません。調べるためには、時間がかかりそうです。