小寺きしこのブログ 

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愛知県議会「視覚障害者の傍聴における白杖について」

2015年03月02日 | 議員
愛知県議会事務局に電話をし、確認しました。
2月27日(金)の議会運営委員会に掛けられた
「視覚障害者の傍聴における白杖について」です。

これまで、愛知県議会では白杖を含む杖を
「凶器その他危険物と認められるもの」として、取り扱っていました。
傍聴の際は、白杖を係員に預けたり、かばんに入れるように求めていました。
一方、「必要との申しでがあれば、議長の許可を得て原則認める。」としていました。

それを、当事者および団体からの抗議があり
議会運営委員会が開催され
「議長の許可を不要とする。」ことが決まりました。

事務局に確認したところ
白杖以外の高齢者などの杖も、同様の扱いとすることが決まったようです。


2月26日(木)に事務局職員に直接状況を聞き
「現在、問題とされているのは、白杖です。」と言われたので
「身体的な機能の補助をする高齢者の杖も同じでしょ。
そこも改善されなければ、請願をします。」と伝え準備をしていましたが
その必要がなくなりました。(笑)


でも、他の議会でも同様のことがある気がしています。
平成28年4月からは、障害者差別解消法が施行され
自治体は「義務」なので、今回のような件は差別事例となってしまいます。

いまのうちに是正されるように、働きかけていきたいと思います。
どのような合理的配慮をしていただけるのだろうか。
4月以降、順に各地の議会めぐりをしようかと思います。
一番知っていて、リードしなくてはいけない方々です。

再度、愛知県議会にも働きかけをしようと思います。
みんなが安心して暮らせる愛知県になるように・・・

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