コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

想いがすれ違う

2023-06-26 | 日記

今日はコタロウ話は無しです。

そして、私の独りよがりな話です。

 

実家が工事することになって、その間母が私のうちに泊まるって話が出たのは昨年の晩秋だった。      私はそれをとても楽しみにしていて一人であれこれ楽しい妄想していた。

その日のこと

それが、今月になって急に取りやめになり、母はショートステイに行くことになった。             父にどうしてそんな話になったのかと聞くと、私に迷惑をかけたくないという雰囲気が            透けて見えた。父とソーシャルワーカーの間で話が進み、離れて暮らす私が入る余地はなかった。                        二人になった時、母にそれで本当にいいの?と聞いたけど、                                母は自分の本心を見せないようにしていた気がする。                            

でも、このタイミングで妹に時間ができて、母と自分がホテルに泊まるっていう案を                    出してくれて、これは神様のお計らいと歓喜した私。                                 私の家の近くのホテルに泊まってもらえれば全面的にバックアップできる                                          先日、家族が実家にそろった日に、妹と一緒にその案を話したが却下された。                                                       父が母のことを見ているのだから、たまに顔を出すだけの私が                           余計な口出しをしてはいけないのだろうと引き下がった。                                   

先週になって母が電話で「本当はショートステイに行きたくない」と言い出した。                          前回施設にお世話になったのは私が勤めていた頃。                                           母は腕を骨折して何もできない状態の時で、気分もふさいでいたから                         施設に苦手意識がついてしまったのかもしれない。                                  私はその時のことを覚えていたから、母がそう言い出すだろうと思っていた。             母は不安でいっぱいになっているようだったので急遽実家に行って                        ショートステイの支度をしながら、もう一度父にこれでいいのか聞いたけど                   この話は終わり!って言われて引き下がった。                               実家で会った母はあきらめているようだった。                                                                  

母は家にこもっていて、出かけることはほとんどない。                                  妹が一緒に泊まってくれるなら安心だし、ホテルなら私の家よりゆったりと過ごせるだろう。                                                         日中は私の家で過ごしてもらってもいいし、コタロウにも会わせてあげられる。                           車椅子を押して3人でお出かけもできるだろう。                                     もしかしたら、母にとっては最後の外出(外泊)になるかもしれない。                         父が思う「私へ迷惑かけること」。たぶんシモの話かなと思うが、                        何度もあった母の入院時はそんな匂いの隣でおにぎりを食べていたし、                              コタロウの下痢や嘔吐にまみれてきたから少しは免疫がある。                         それに、やれるだけやらせてほしかったのだ。私が、もうギブアップ と言うまで。                                  もう無理だ、どうにも無理だ、となったら、母が嫌だ、行きたくないと言っても、                        ごめんねお母さん、施設でお願い。って思えただろう。                                できることをやりきっていない、その気持ちが私を苦しめるのだろう。

それに、もしショートステイするなら、事前にデイサービスに行って、                                     1泊してみて・・・・っていうふうに少しずつ慣らしてあげたかった。                                             そうすれば、スタッフさんと知り合いになれて少しは不安も減ったかもしれない。                      いきなり10泊って・・・。私がその立場でも嫌だよ。                                 そういう、母の心情を思いやることに疎い父にイライラしてしまう。                           でも、父は工事のことで頭がいっぱいなのだろう。                                    私は父も母もフォローするつもりでいたのに。                               どうして気持ちって正確に伝わらないのだろう。                                                                                ひとりひとりの優しさが変にこんがらがってしまった。そんな感じがした。                                 

ショートステイが決まりなら、あと自分にできることをできるだけする。                          施設がどんなか気になる。HPではいい感じだけど・・・。                                                                     電話してみると見学させてくれるという。コロナが5類になっていてよかった~。                      で今日、実家には内緒で一人で行ってきた。                                                                          施設はまだ新しく清潔、スタッフの方も爽やかに挨拶してくださっていい感じ。                            ゆったりとした造りで歩く運動も安全にできそう。                                           居室は個室で大きな窓から光が入って気持ちがいい。                                    案内してくださった方もいい方で、施設への不安はなくなった。                         母の身体の状態や性格をお伝えする。                                           施設への苦手意識を今回のショートステイで払拭できたら、                               という私の気持ちもお伝えする。                                           どうか母が穏やかな気持ちでここでの毎日を送れますように。                                      どうか、工事もショートステイも無事に終わりますように。                          

 

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