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里山気分! 都会で緑の暮らし365日

『里山ガーデンのある暮らし』~自然の恵みに感謝し、自然の素材を生かし、自然のサイクルに従って自分らしく生きる

9) 駐車場はなくてもかまわない

2009-05-16 17:28:18 | 古家に求めた“普通と違う”基準と条件
不動産屋さんもびっくり!の私たちが提示した希望の物件条件・・・
その5) 駐車場はなくてもかまわない
-必要ならば近くに借りればよい-



「駐車場あり」の条件に固執すると、それ以外の理想を逃してしまうものです。
つまり、駐車場はなくてもかまわないと考えれば、たくさんの良い物件があるということです。

私たちは先ず車を所持する必要性を議論しました。
車は、本当に必要なのか?
私たちの車の活用頻度は低く、雨の日に出動するのと休日での買い物、時々遊びに行くぐらい。
車を手放し、タクシーとレンタカーをその都度使うということも考えました。
コスト的には、断然こちらの方が優勢です。





駐車スペース確保のために、陽のあたる本来庭にすれば最適な場所を犠牲にするケースは多く
庭を犠牲にしてまで駐車場が必要なのでしょうか?
無機質な駐車場構造物が入り口に立ちはだかっているのもいただけません。

いずれにしても、私たちにとって駐車場ありの条件は、さほど重要なものではありませんでした。
それよりも、なければ近くに借りればいいと、気楽に考えていました。



公式サイト:http://atelier-drim.com


私たちが都会の古家に求めた“普通と違う”基準と条件


8) 駅から遠くてもかまわない

2009-05-15 18:10:22 | 古家に求めた“普通と違う”基準と条件
不動産屋さんもびっくり!の私たちが提示した希望の物件条件・・・
その4) 駅から遠くてもかまわない
-自転車、バスを利用すればよい-



駅から近ければ通勤や買い物には便利ですが、その分土地の広さは限定され自然度も当然減少します。
価格ももちろん上がります。
都会でリゾートライフを実践するには、駅から離れていたほうがかえってよい、と腹をくくりました。


妻も私も東京都心での仕事は頻繁にあるので、家と駅を往復する回数もそれなりにあるはずですが、
自転車をこいで20~30分の距離なら、頭と体をウォーミングアップするには最適な運動量です。
自転車は、低炭素社会実現のためにも重要な交通手段です。
電動自転車も普及してきていることだし、上り坂もどうってことないでしょう!
ETC車などでなく、電動自転車に助成するべきです、国は。


雨の日には、バスを利用すればよいでしょう。
駅に近いことよりも、雑踏や喧騒から逃れたストレスの少ない暮しの場を見つけることが大事です。
私たちの希望物件から「駅から徒歩何分以内」という条件は排除されました。


欧米では、鉄道の駅から近いところで生活するなど、タブーなんですから・・・。










公式サイト:http://atelier-drim.com


私たちが都会の古家に求めた“普通と違う”基準と条件


7) 築30年以上でもかまわない

2009-05-14 17:00:46 | 古家に求めた“普通と違う”基準と条件
不動産屋さんもびっくり!の私たちが提示した希望の物件条件・・・
その3)築30年以上でもかまわない
-ガタのきた古家をリフォームで蘇らせる-


昔の家だからこそ使うことのできた、今でいう“高級素材”、伝承の"匠の技"。
古家にはそんなロマンが潜んでいるものです。
たくさんの古い家を見て今の新築の家にはない魅力を再認識しました。

例えば畳。全てわらで作られた本畳床は、弾力性、耐久性、吸湿性、断熱保温性、難燃性、遮音性が高く補修が容易、と
コストが高い、重くて扱いにくいことを除けばすばらしい素材です。
現在ではコストが安く、軽くて扱いやすいことからポリスチレンフォームのものがほとんどのようですが、機能は到底比べものになりません。

格子戸、縁側、欄間の装飾、樹形がユニークな床柱、機能的で神秘的な雪見障子、などなど、
和の建築物のしつらえにカッコイイと感じたものがたくさんありました。
これらは当然自然素材で、長い歳月の中で日本のその土地の気候風土に合わせて改良されてきたものです。
それらをみすみす廃棄するわけにはいきません。






日本では築30年を経過した家は資産価値がなくなってしまうので、土地の価値だけで金額提示されます。
ホンモノの素材を使いよい仕事がされた家ならば、まだまだ住み続けることはできるはずです。

そんな考えのもと、どんなに古い家でもかまわない、という条件で探してもらうことにしました。


昔の日本の木造家屋のすばらしい材を残し再生することを楽しみたいと思いました。
とはいえ、便利な西洋式の生活スタイルを排除することはできないし、
最新技術を用いた省エネや地球環境を考慮した建材や家具は積極的に取り入れるべきです。
耐震補強も不可欠です。
それらを合体させどんなリフォームができるのかを、ワクワク想像しながら家探しは続行されました。





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私たちが都会の古家に求めた“普通と違う”基準と条件


6) 眺望良好。駅まで平坦では困る

2009-05-11 15:56:03 | 古家に求めた“普通と違う”基準と条件
不動産屋さんもびっくり!の私たちが提示した希望の物件条件・・・
その2)眺望良好。駅まで平坦では困る
-空気のよい高台、遠くの景色が見渡せる開放的な場所-


敷地が狭ければ“東南角地”のような日照条件は重要ですが、高台にあることを求めたので方角は気にしませんでした。
眺めがよく開放的な気分になれることを重視しました。少しぐらい太陽の方向がズレていても、問題ありません。


もともと高いところが大好きで、初めて訪れる街では先ず最初に高いところに登ってその街の全貌を楽しみます。
イタリアのフィレンチェでは、赤いレンガ屋根の連続した美しい街並みに感激しました。
マルセイユの小高い丘から眺めた港は入り江に停泊している船の数に活気を感じました。
高台から見る街の風景は好奇心をあおり、歩く楽しみを倍増させてくれるものです。


「駅まで平坦」が人気物件だとするならば、坂の上の家はリーズナブル?
イヤイヤ、横浜でも山手などでは昔からガイジンは高台に好んで住んでいるのだから、やはりコストリーなのか?

ま、いずれにしても高いところにあるということは、車の排気ガスや電車の騒音など街の喧騒と距離があるということ。
坂道を登ったり降りたりは楽ではないけれど、静かで空気がきれいなことと比較すればたいした問題ではありません。
なによりも家にたどり着くまでの上り坂は良いエクササイズになるはず、とプラス思考で突進しました。









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私たちが都会の古家に求めた“普通と違う”基準と条件

5) 法面含めて森や緑地に囲まれている古家

2009-05-09 22:00:07 | 古家に求めた“普通と違う”基準と条件
『新築・駅から徒歩10分以内・東南角地・駐車場あり・住宅金融公庫利用可・・・』
といった一般的にいう好条件の物件には最初から目を向けませんでした。
資金が潤沢にあるならば、そんな中でいろいろ試みるのもよいでしょう。

そもそも新築物件に広い敷地を求めるのは、私たち庶民にとって無謀なことです。
土地を新たに購入して家を建てるというのもコストが高くなるのではじめから選択肢にありませんでした。


私たちは、”緑の借景のある広い敷地の古家” を探すことにしたのです。
限られた予算の中で理想を実現していかなければいけないので、見方をひねって住まいの価値観を見いだすことにしました。
中古物件の中でも一般的に手を出したくないと思われているものに、たくさんの可能性が秘められていることを感知したからです。




不動産屋さんもびっくり!の私たちが提示した希望の物件条件・・・
その1)法面含めて森や緑地に囲まれている
-都会の中でも自然度が高く、利用価値の高い緑地環境-





緑に囲まれていることはリゾートライフ実践のための絶対条件です。
急斜面に残された竹林、公有地としての緑地、保全された都市林や公園などが隣接していることを第一条件としました。
つまりおおいに借景を活用させていただこう、という考えです。

法面にあるみどりも重要なポイントでした。
価値のない無駄なスペースと思われ敬遠されがちですが、所有したとしても山林あるいは雑種地扱いになっていて税金も安いはずです。
手をつけにくい分かえってみどりは維持されていくものです。
希望エリアは限定せず広範囲に探しました。






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私たちが都会の古家に求めた “普通と違う” 基準と条件