たわしにっき

自己満足の、ただの日記デス。
息子タンをペロペロしたい今日このごろ(@ ̄ρ ̄@)

ちょっと思うこと

2010年10月30日 15時47分12秒 | Weblog
今『モリのアサガオ』ってドラマを見てるんだが
私は先に原作を読んでしまっているせいか
なんだかとってもペラいできあがりになってるなぁ・・と。
あの漫画の良さが・・・伝わりきってないのが残念。

1話目も納得いかず、2話目は・・・・。
これは私がモリアサ読んでて号泣した話。
一瞬『死刑はいいのか?』って思ってしまったくらい
考えさせられるもんなのに、
ドラマは・・足りない!
どこが足りなかったというと

●星山は両親がいたのに、仕事の都合で孤児院に預けられてた。
 親の愛情が足りないまま成長した。
 なのにドラマでは親は離婚。母親が引き取るも放置。
違う!それじゃ違うのよ!
仕事優先の両親から十分な愛情をもらえなくて、
そして最終的に両親から捨てられる・・。
愛情を求める相手がいるのに、手の届くとこにいない。
うまく言葉では言えないが、そんなドラマのような単純な設定じゃない。

●星山の殺害動機がわかりにくい。
漫画では、幸せそうな食堂の人間に対しての嫉妬や妬み
自分への見下した態度。これが殺害の引き金なのに・・。
ドラマだと無銭飲食して殺害って意味わからん。走って逃げたらいいやん。
お金はあったんよ、ただ、タバコを買ったからちょっと足りなくなったんよ。
それを食堂の人間がそろって攻め立てたんよ。
だからこその殺意なのに・・ここ大事。

●及川君を支援した岡田さんの存在は??
彼は重要な存在だと思うんですが・・。
一緒に星山を改心したのに、彼が死刑に・・しかも岡田さんは死刑に関わる事に。
その彼が処刑が終わった後に『俺は人殺しの加勢をした』みたいに言うとですよ。
相手は凶悪な殺人者、だけどそれを死刑にする自分達は?
ここがまた重要な話だと思うんだけど。

あとは、星山が改心するとことか。
もともと子供っぽい感じで星山が描かれているからこそ
改心していく様子も胸を打たれるわけですよ。
『あぁ・・こんな理由があったのか』って。
だからこそ、絞首される時に
『ママぁー』って暴れる星山が、子供のようで
未熟な人間に見えて、胸が痛くなって号泣ですよコリャ。
ドラマの星山は・・設定がほわ~っとしてて、薄いです。

ドラマの模型作りが趣味ってどんな設定なん?
春先に作る『理由』が大事なんだよ。

あと、大阪弁っていうのがまたいいのになぁ。
大阪人って気性が激しそうなイメージ。
だからこそ、優しさが更にこちらに激しく伝わるような。

もうダメだね、漫画を先に読んじゃってるから。
この調子だと、及川君の出生のヒミツはどうなるんかね?
あれをスルーされたら・・・うむむ。
ついでに冤罪の話はあるんかな?
あれもモリアサでは結構重要な意味を持つと思うんだけど。

この漫画をドラマでっていうのが難しい。
12話でつめこむなんて無理がある。
まぁ渡瀬くんメインにしても、結構な話になっちゃうから
・・・やっぱり及川君の話はスルーだなぁ。