Fedoraブログ

Linuxのディストリビューション、FedoraCoreに関して日々感じたことを綴っています。

ようやく日本企業も

2006-02-27 20:39:39 | FC雑記
【事例フラッシュ】住友電工が生産管理システムをフルOSSで構築:IT Pro

 欧米ではOSSの利用は割りと日常的(?)に行われていますが、日本の住友電工が生産管理システム全体をOSSでまかなうそうです。
ようやく日本企業もOSSを信用しつつあるということでしょうか。 (当然それの検証/評価は必要だが)

 それはともかくとして、サポート面の不安は無かったのでしょうか。
確かにコストは抑えられるのでしょうが、サポートが全く無ければ、それが不安材料となるでしょうし。
それともオープンソース企業はサポートで食っている(?)ようなものだから大丈夫なのでしょうか?
……僕はここら辺のことを良く知らないので、思い違いかも知れませんが。 (^^;

 何にせよ、企業がOSSを導入していくというのは良い流れだと思います。
企業コストはもちろんのこと、IT関連で独占的な企業(何処とは言わないが)もそれなりに努力しだすでしょうし。
そうすれば健全な競争も行われていくことでしょう。
それが市場全体の活性化に繋がれば……。

 そんな訳で。
企業は、住友電工情報システムの岩佐洋司社長の言葉を借りると、「システム部門の中に,技術を評価するための部署を持つ」ことと、「経営に役立つ業務システムを効率よく提供できるような体制を整える」のが必要なのでしょう。