Fedoraブログ

Linuxのディストリビューション、FedoraCoreに関して日々感じたことを綴っています。

lvコマンド

2006-02-10 00:35:58 | FC雑記
 ファイルの多いディレクトリを表示したり、ファイルの内容を表示したりする場合に、僕はmoreコマンドを使っていました。
$ ls | more
$ more file.txt
ですが、やはり前方にしか表示出来ないmoreでは厳しい(?)ときもあり、後方も表示出来るlvコマンドについて調べることにしました。

 lvの使い方はmoreと同じです。
$ ls | lv
$ lv file.txt

 lv画面中の主なキーは以下の通りです。
q 終了
space、f、PgDn 一画面進む
b、PgUp 一画面戻る
Enter、j、↓ 一行進む
k、w、↑ 一行戻る
d、→ 半画面進む
u、← 半画面戻る
g 先頭に戻る
G 末尾に進む
/string stringを検索する
n 前回検索したstringを下に検索する
N 前回検索したstringを上に検索する
v エディタを呼び出す

 lvから呼び出されるエディタは、デフォルトではviです。
ただ僕はvimの方が慣れているので、~/.bashrcで定義しなおすことにしました。
またlsを常にcolor出力させているので、lvでもcolor出力を適用させています。

# ~/.bashrc
alias ls='ls --color=always' # lsを常にcolor出力
alias lv="lv -c -E'vim -c %d'"


 ……また長くなっちゃいましたね。 (^^;
もちろんmoreで充分な時もあるので、lvとmoreを上手く使い分ける方が良いでしょう。
ちなみにlvと似たコマンドとしてlessがありますが、lvの方が日本語自動判別機能に優れているので、今回はこれを紹介しました。