記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

ココ・アヴァン・シャネル 見ました。

2009年07月14日 | 映画・DVD見たよ♪
アメリ以来好きな女優さんであるオドレイ・トトゥの主演作を、ラッキーなことに試写会で観ることが
できたよ~とってもとってもラッキーだぁ~

あの有名な有名なデザイナーで、誰もが知っているココ・シャネルの、まさに伝記映画です。
小さなこどもだったココ・シャネルが女性になり、天職である道をものにしていく・・・という段階くらい
までの話だと思います。
ファッション界でのブランド、シャネルという確固たる地位を築き上げる前の、若きココ・シャネル
スポットをあてているお話
でも、わたしが生まれたときにはもうすでに、そしてそれ以降ずーっと、女性の代表的なファッション
ブランドとして君臨されていたから、よくよく考えたらココの存在自体がすごい!!以外の何物でも
なく、ブランドのイメージしか知らず、オドレイが演じたココ・シャネルがどのような位置づけであるかも
ピンときていないことに後になって気づきました


なので、早速ウィキペディア(Wikipedia)読んできましたっ!本当に本当にすごい、強く自由な女性だっ
たんだぁ~と

映画では彼女の生い立ちから・・・。姉と共に修道院に置き去りにされて育ち、いつもいつも一緒に成長
し、過ごし、昼はお針子の仕事をしながら、夜はショーで歌を歌ったり、その歌をきっかけになんとかパリ
へ行きたいと考えたり・・・
ある日、姉は貴族の立派な男性と結婚するといい、ココはショーで出会った裕福な将校の愛人となり、
将校の屋敷で新しい生活を始めることになる。彼の取り巻きたちとは一線を画しながらも退廃的な生活を
彼の屋敷でおくるようになるココ。なにもせずに、自由奔放にしたいことをしたいように、ふるまう生活。
それが着るものやスタイルにも一貫していて、帽子のセンスなどがすぐに裕福な人々の間で話題になり、
事業という形で成功しようとしていた!
一方で、恋愛・・・という面では、将校の愛人から抜け出し、本当に愛する人と巡り会うのだけれど、結婚
という形に縁がなく、また、結果的に幸せと呼べる恋愛に縁がなくつらい別れが待っていて・・・。


という、華やかな第一線に出てくる以前の、若いココ・シャネル
誰もが知ってるココ・シャネルではなく、何よりただの女性の物語・・・という趣です。

もちろん、とてもただならぬ人生を歩んでいると思うし、実際そうなんだろうけれど、伝記というジャンルで
あるからか、メリハリにかけるというか、納得も共感も多々できる映画であるのに、ドラマティックさに欠けた
という感じで・・・
おもしろかったけれど、「映画どうだった???」って聞かれたら、「うん!観たよ!!」って答えるかなっという、
感想を述べにくい映画な感じです。


オドレイ・トトゥはほんとにステキで美しく、強さと自由、この生き方が自信につながっているんだなぁ~と
納得の佇まい
凛とした姿は、黒やシャネルの装いが目に浮かぶ、イメージ通りの感じ