記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

ぼくの大切なともだち  観たよ♪

2009年07月02日 | 映画・DVD見たよ♪
ぼくの大切なともだち (完全受注5,000本限定生産) [DVD]

CCRE

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おぉ~素敵な映画でしたねっ♪画家と庭師とカンパーニュの俳優さんつながりで、
ダニエル・オートゥイユさん主演の、タイトル通りともだちについての映画でした。

わたしの父・・・とまではいかないけれど、おじさんとおじさん同士のともだちの話です。
ついついすぐ、なにかしら関係性を、それも否定的な部分での比較をしてしまうので、今回
もおじさんのようにもしわたしの父親が・・・なんて、少しだけ考えてしまいましたっ

きっときっと、不器用な人で、あまりに不器用だからいっぱいいっぱいで、無神経なおじさん
になってしまったのかなぁ~

ある日、それも自分の誕生日パーティーで、『あなたに友だち、親友なんていない』と言われ
た男の人=フランソワさんの話。そのパーティーに来ている人たちに、「みな仕事の付き合
いで来ているだけで友だちではない」って宣言されてしまうんですで、『友だちはいるよぅ!
親友を紹介する!かけてもいい!』と賭けをするんだけれど、どう探してもやっぱり友だちが
いなくて、それどころか友だちかも?と思っていた人たちに、ことごとく人間性を非難され
「そんなあなたに友だちなんているはずない!」と言われてしまうフランソワさん。
そこで、賭けに勝つためになんとか友だちを作りたい彼は、友だちつくりの本を読んだり、
セミナーに行ってみたり。とうとう、ものすごく感じのいい友達の多そうなタクシー運転手の
ブリュノさんに、友だちができる感じのよい人になる方法を学ぼうとする・・・お話でしたよっ
学びながらようやく、フランソワにもわかりかけてきたのかなぁ・・・、友だちってつくるもん
じゃなくって・・・ ってときに、事件がねぇ
まぁ、自業自得ですけれど

フランソワの不器用さ、実直さ、わからないわけではないんだよ。でも、仕事仲間の気持ちも
もちろんわかる
共同経営者の女性のカトリーヌさんの、彼への言葉、「あなたの友達になりたかった」、
すごくすごく彼女の思いが凝縮されているんだろうなぁ~って。
最後、舞台は1年後・・・。不器用だけれど、傷ついて傷つけて、傷つけたことに傷ついて、
フランソワさんの誕生日です。
素敵な映画ですねぇ~

それにつけても、はぁ~、フランスってきびしいところだなぁ~。日本人的感性としては、
「あなたに友だちなんていない!」なんて、そんなことを誰かに対して絶対に言えないと思い
ますもん。

カトリーヌさんはじめ、フランスの女優さんキレイ娘さんの人も