記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く

2009年03月29日 | 本読みました♪
会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)
勝間和代
光文社

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リスクをとるって、行為も言葉もほんとうに難しい。
リスクをとる という意味を、やっぱりわたしも誤解していたし、意味を理解しよう
としている今でさえ、本当に合っているのか、その観念を正しく理解できている
のか、魂や肌レベルにまで自分の知識として理解し、これからの人生や生活に
おいて活用していけるのかちょっと不安です。

会社に人生を預けるな
預けているつもりはまったくなかったけれども、その通りです
わたしたちって知らず知らずのうちに、当たり前のようにすべてのことを、
会社なり国なり、地方自治体なり企業なりに丸投げしてしまっているというか、
預けてしまっていることに気付きました。
そう、頼りきってしまっているっ。わたしたちではないかも。わたしが!です。
よくよく考えてみれば、なんにも確約や誓約などの保証もないのに!

この経済危機における、景気不安定な中、雇用(とくに非正規雇用や新卒採用者
の減少など)という、目に見える形で今どんどん弱者と思われる方たちが犠牲にな
ったり~、消費者が消費しているだけで、企業企業に裏切られていたり。

そしてリスクを分散し、結果としてわたしたち国民に丸投げしてしまった政府。
国や企業自体がリスク管理をできずにいた結果か今の世の中なんですね
本当に今までの、歴史や原因や過程や結果を見て、考えて、問題提起を
受けとめて、わたし自身がリスクリテラシーを自分の知識とし、リスクをとる
訓練をし、それから自分の家族や友人に伝えなきゃっと感じました。

リスクとは不確実であること。その不確実であることを知っていることと
知らないことでは、対処するのにも、スピードから対策から対処もすべて
かわってくるし、加速度的に悪いほうへ行く可能性も広がるよね。
リスクの存在を知る、そして情報を集める、最悪を想定して自分を知り、
許容範囲でリスクをコントロールしながら生きていく!!って、なんだか
あつく感じました!

勝間さんの本って、読んで勉強になるし、知識やものの考え方だけでなく、
なんだかモチベーションの底上げというか、わたしにできること、頑張り
たいっ!!って思わせてくれるから、すごい!!

それにつけても、大きな女性だなぁ~。(からだじゃなく・・・)