相方が病院に行く用事があったのですが、その帰りに「杉並アニメーションミュージアムに行こうかと思う」といきなり言いだしました。
はぁ??
いや確かに先日、私の方から「この辺にアニメ美術館みたいのがあるんだけど、一人だと入りづらい雰囲気で入ってない」って言いましたが、別に行きたいと言ったわけではないんですが・・・・。
ってか、相方も私同様、アニメ・特撮好きですから、もしかしたら単に自分が行きたいだけだったのかもしれません。
さて肝心の
杉並アニメーションミュージアムですよ。
やっぱり入りづらい雰囲気はそのままですが、気の置けない「特Aクラスのアニメ好き」人間と一緒に行く分には平気かもです。
入ってすぐ、受付の柱に直描きされた有名人たちのサイン・サイン・サインの多さに目を奪われちゃいます。
んで、ガラスケースの中のアニメ年表の細かさに二度驚き。
その年、その年に放送されていたアニメの全ての名前が挙がってるんですよ。
これは凄いと思いました。
「あれ、このアニメってもっと古いと思ってたのに、ここで始まったんだ~」とか、「わぁ、懐かしい!ちょうどこのころ高校生だったよ!」とか、「うわっ、私が関わった作品発見!」とか、なかなかに楽しめましたです。
さらにアニメーションが出来上がるまでという一連の流れが、ビデオインタビューと文章で紹介されていたり、アフレコや特殊音声のアテレコを体験できるブースがあったりしました。(ちょっと恥ずかしさも手伝って、この辺はじっくりは見ませんでしたが、アホになれる友達と一緒やったら体験しちゃってたかも~><)
次は「これからのアニメーション」と題して、アニメーションの最新機材のビデオ紹介や、ペーパーレスになっているアニメ業界の現状の紹介なんかがありました。
いやぁ、パソコン上で原画~動画~仕上げ~編集まで出来ちゃうのを見ると、「あのソフト欲しい~~」って思わずにはいられませんねぇ。
すんげ~高いだろうけど・・・><
横っちょの部屋に入ると、これまた体験コーナーが。
ただしちょっと子供向けかなぁ。
パソコンを使って「色つけ・編集・メタモルフォーゼ・3D」なんかを体験できる
のですが、相当簡単な操作で出来るようになっていて、大人としてはちょっと物足りない内容かも知れません。
むしろ壁際にあったトレス体験をやった方が楽しかったかも(笑)
これら全てがワンフロアーにあったのですが、さらに2F・3Fがあるというので期待していたら、そちらはほとんどボリュームが無くて、ちょっと肩すかしくらっちゃいました。
銀河鉄道999のブースはマニアックでしたけど、2Fの左の扉は、予約制の上映会場(その時々で公開作品が違う)、右の扉はちょっとしたマンガ&DVD図書館でした。
結構古い作品のDVDが見られるのと、色んなアニメのスタッフインタビューが見られるってのがちょっと魅力的でしたが、さすがに相方と一緒じゃ、じっくり座って画面とにらめっこって雰囲気ではなかったのでスルーしちゃいましたよ。残念。
3Fは3D制作された999のビデオ上映と、メーテル&鉄郎人形の横で記念撮影が出来るブースのみ。
あれ?これで終わり?って感じでした。
メインは1Fだったんですねぇ。
いや、ゆっくりする時間があれば2Fの上映会とかライブラリー体験も出来たのでしょうが、今回は堪能するって所まではいきませんでした。
入場無料なのでいつかリベンジするか?
う~ん、微妙なり。