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肉球日記

管理人=仔鬼の日常生活、映画・DVDの感想、お絵描き情報、ゲーム体験記、ホームページ開設・更新の苦労話を載せています。

【101:映画館「カンフーパンダ」】鑑賞

2008年08月12日 13時27分41秒 | 映画・DVD
ちょっ!思った以上に楽しめましたよ、この映画!
いや、確かにカンフー物って大好きだし、ジャッキー・チェンが声優役のみならず、カンフーシーンの監修にも付いてるって言うのは知っていたので気にはなっていたのですが、やはりアニメーションだしなぁってので二の足を踏んでいたのです。
ですが、一度気になったら見ずにはいられない・・。
って事で、終わってしまう前に見に行きましたですよ!

そしたら本当に面白かったんですよ。
アニメーションの有利な部分を遺憾なく発揮した上に、ストーリーもきちんとまとまっているし、カンフーシーンも、かつての香港映画を彷彿とさせるようなシーンを散りばめたりしていて実に気持ち良い!
それぞれの動物キャラの特徴を上手くとらえてカンフーに生かしたりしてる所もコミカルで面白いし、何より表情が物凄く豊か!
うっかり本気で感情移入しちゃうもんで、随所で涙ぐんでしまいましたよ。
やっぱりカンフー物って言っても、基本的なテーマはもっと人間的な心の部分にありますから、師匠のセリフ一つ一つに感じ入ってしまうのですわ。
ああ、良いこと言うなぁって感じで。

それにしても主人公のポーってのは本当に憎めないキャラですよねぇ。
カンフーヲタクで、食い気にばっかり精を出してるダブダブ・メタボ・パンダ。
どこが救世主なわけ?って感じで、もし周りに居たら時にウザいっって思わせる様な性格してるのですが、信念を持って修行を始めた時から途端に輝きだすんですよ。
あれれ?ちょっと良いやつじゃん?~~から、頼りガイのある奴じゃん!に成長していく、その過程が素晴らしかったですね。

宿敵であるタイ・ランも、実は単なる悪者ではなく、ちょっと絶望しちゃっただけの弟子だったりして、子供対象の映画とは思えないような微妙な扱いでした。
何事も白黒で決めたりしない所が良かったですね。

うんうん。
これは本当に見て良かった!と思わせる作品でした。

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【100:映画館「ハムナプトラ3」】鑑賞

2008年08月10日 13時27分04秒 | 映画・DVD
来週は実家に帰ってしまって、初日に見に行けない感じなので、逆に早めの先行上映で見て来ちゃいましたww
いやだって、ハムナプトラシリーズは、インディ・ジョーンズを思い出させてくれる痛快アクション映画ですから、見ないわけにはいかないんですよ!!

主役のブレンダン・フレイザーに惚れたのもこの映画シリーズ第1弾が始めですからね。
久々に彼の格好良い活躍が見られて幸せでしたよ~~www
今年は本家の(って言っちゃっていいのやら?)インディも見られたし、なんて幸せな年なんでしょうwwww

シリーズ第3弾だし、前回、可愛い息子も出てきたことだし、やはり今回の主役は息子の方に移るのかしら?って思ったのですが、そんな心配は要りませんでしたね。
確かに息子の活躍も恋愛もメインのおかずでしたが、やはりお父ちゃんのリックが活躍しないことには美味しくないですから!!
しかも、今回の敵ボスはジェット・リー(リーリンチェイ)ですよ!!
何この豪華さ。

ストーリーは中国に舞台を移し、ミイラもエジプト物から中国の兵馬俑に変更。
その数も圧倒的で、砂漠を埋め尽くすほどのミイラ、ミイラ、ミイラっすよ。
味方ミイラvs敵兵馬俑・・みたいな派手派手シーンが続出で、最初から最後までテンション高いこと!
まぁ、中身的には、「呪いをかけられ力を封じられた始皇帝が、秘宝の力によって蘇り、世界征服をたくらむ」っていうありがちなストーリーなのですが、純粋にエンターテイメントを意識して作られてるので、あっけらかんと見る事が出来、実に爽快でした。

個人的には、今回からリックの妻エヴリン役に抜擢されたマリア・ベロと、始皇帝に自ら呪いをかけるツイ・ユアン役のミシェル・ヨーという、二人の女優の演技に惹かれましたよ。
いや~、おなごってのは本当に強い!
特にお母ちゃんの強さは、単なる物理的な強さにとどまらないだけに、本当に迫力があるんですよ。
生き生きと銃をぶっぱなすエヴリンは、リックの相棒役として完全に肩を並べているし、始皇帝を滅ぼすためなら不死の命を返上し、なおかつ自ら剣で自分の体を刺し貫いちゃう・・・・ツイ・ユアンときたら、マジで格好良かったっす。
この二人が居るだけで、なんか画面が違って見えるから不思議ww

ジェット・リーは、カンフーアクションよりも妖術や変身術の方を多用する始皇帝役だっただけに、ちょっと「らしさ」が封印されていましたが、その存在感はばっちりでした。
何気に、怒りで顔の幕がバリバリと破れ、その後再び泥で覆われるっていうのを何回も繰り返してたのが面白かったです。
いちいち泥パックしなおすんや~~(笑)みたいなね。

でも、マジ萌えしたのはイエティちゃん達の方です、スイマセン。
ちょっ、CMで見た時には敵かと思ったのですが、あれ、味方だったんですねぇ。
お毛毛がフサフサで超可愛いんすけど~~www
しかも、凄い健気にみんなの事を守ってくれるもんだから、思わずキュンっと来ちゃいましたです。
あんなの一匹欲しいよぉぉww

はっ!
なんかSWのワンパに通じる姿形かも・・・。
一目見た時からキュンキュンしたのは、そのせいか・・・(笑)


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【99:映画館「バットマン ダークナイト」】鑑賞

2008年08月09日 13時26分13秒 | 映画・DVD
濃ゆいっ!!
いや、本当に濃ゆいよ、クリベー版バットマンってば!
はい、クリベー=クリスチャン・ベールっすよ。
バットマン・ビギンズで、実に人間臭いバットマンを見せてくれたクリベーですが、今回もやってくれましたわ。
ここまで苦悩を滲ませ、普通の人間と変わらず悩みまくるバットマンを見せるとは!

対するヒース・レジャー演じるジョーカーも、ただのアイコン的な敵ではなく、恐ろしく真実味のある精神崩壊を起こした、いわゆる人間らしい人間なんですよ!

一方はハイテクのバットスーツに身を包むバットマン。
他方に白塗り+紅い口紅を塗りたくったジョーカー。
二人とも異様な風貌をしているにも関わらず、その素顔の部分は才気溢れる普通の人間である!という描き方なんですねぇ。
これまでのバットマン映画とは物凄い違いですわ。

街の人間が必ずしもバットマンの味方ではなく、むしろ異端者を見るような感じの中、さらにバットマンを追い詰める様に
「本物のバットマンがマスクの下の顔を晒さなければ、毎日一人ずつ住人を殺す」
と声明を送るジョーカー。
単なる派手好きの犯罪者に見えるが、その実、人間の心理を見事に突いた作戦を次々と考えだし、人々の疑心暗鬼や裏切りを誘発し、街を内側から打ち崩そうとするあたり、敵ながらあっぱれ!としか言いようがないですよ。
逆を言えば、本当にこんな犯罪者が存在したら、マジで恐ろしい!と思わせます。
さらに言えば、こんな恐ろしい犯罪を思いつく脚本家ってば凄過ぎるっ!

またアーロン・エッカート演じるハービー・デント地方検事が良い味を出してるんですよ。
バットマンの素顔であるブルース・ウェインですら惚れ込むほどの「正義」のカリスマっぷりに拍手を送りたいですね。
それだけに、後半、ジョーカーにそそのかされる様に精神を崩壊させていく所が痛々しくてたまりません><
し・か・も、まさか、あのキャラクターになるとは!
バットマンでも有名なあのキャラですよ!
単に顔を塗り分けただけの道化っぽいキャラではなく、あんなに恐ろしい顔に・・・。
前半でもコインが出てきましたが、まさかそんな伏線があろうとは思いませんやん。
後半、コインの裏表で相手の生死を占うっていう状況に陥って初めて、「あっ!そうか~~><」
と納得した訳ですよ。
ううう、ネタばれになるからキャラクター名を書けないのが辛いが・・・、何の予備知識も無しに見た人なら、そのキャラの紹介の仕方に鳥肌が立つはずですよ。
うぉぉぉ!
次のバットマンの敵役は決まった~~~!!!
って感じで。

はい。とにかく興奮しまくりました。
2時間半という長い映画にも関わらず、最初から最後までハラハラしっぱなしってのがまたすごい。
長いからって薄くならない。いや、むしろ濃厚過ぎてお腹いっぱいになってしまうぐらいの脚本に脱帽です。
見終わったころには肩が凝ってましたよ。
この濃さは、単なるド派手アクションのせいではなく、間違いなく人間心理を深く突いたストーリーの妙のせいでしょう。
私ゃ~、早くも次のバットマン映画が楽しみで仕方がありませんですわ。


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バイオハザード ディジェネレーションの前売り買った

2008年08月07日 22時45分52秒 | 映画・DVD
10月18日公開予定の、「バイオハザード ディジェネレーション」の存在を知り、思わず前売りを買ってしまいました。
これって、たった2週間限定公開な上に、

東京:新宿ピカデリー
大阪:梅田ブルク7
名古屋:ミッドランドスクエアシネマ

の3館しか上映しないという、超マイナー映画っすよ!
どんだけ~~??

公式サイトがコチラにあるんですが、バイオ4や、アンブレラ・クロニクルの時のグラフィックを大きく上回った、全編CG映像なんですわ。
デジタル公開って事ですから、デジタル上映が出来る映画館でしか上映出来ないという制約があるんでしょうなぁ。
でも、その分、グラフィックが見ものですわww
ゾンビの恐怖、再び~~~!!!
t-ウィルスを使ったバイオテロとかリアル過ぎるし。
そして、ちらっと映る「G」と同じような目玉をギョロつかせてる化け物も気になる~~!!!
ってか、自分のヘタレ・プレイを晒すことなく、美味しいムービー部分だけ見られるって、どんだけ贅沢なんでしょう!
今まで有りそうで無かった映画じゃんか。

劇場で予告編を見たのですが、レオン君が目の下にクマ作ってて、「苦労したんだねぇ」って感じだったり、クレアがアンジェリーナ・ジョリーみたいなウィンクをしていたりと、バイオ2での二人を知ってる人間としてはびっくりな変化が楽しめそうでしたよ。
そう、今回の主役はレオン君&クレアたんという、バイオ2の時の再来なのですよぉ~~ww
バイオ2好きとしては溜まらない配役っすよ!
有難う、カプコン!!!
大好きだ、カプコン!!!

出来たら同じようなノリで、ビリー&レベッカも作って下さい~~~!!!
私、ビリーのその後が知りたくてたまりませんですぅww
あう~~ん、10月が待ち遠しいよぉぉぉwww

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【98:映画館「ドラゴンキングダム」】鑑賞

2008年08月06日 22時30分11秒 | 映画・DVD
J・J爆弾投下!
って、まさに爆弾級ですよ!!
今まで、ハリウッド製のヌルいカメラワークで撮影したカンフー・アクションに全然満足してなかったんだって事を改めて思い知らされましたね。
ラッシュアワーでヌルッって思った方・・・
もしくは、リーサル・ウェポン4で遅っって思った方・・・
ましてやマトリックス、ちょ~待てやコラっ!って思った方・・・
待ってた甲斐があったってもんですよぉ!!!!
(↑注:決して上記の映画が嫌いな訳ではありません。それはそれで楽しんだからねww)

ジャッキー・チェンとジェット・リー(リーリンチェイ)の素敵コラボですよ~~~~wwwwwwww
もう、興奮するしかないでしょう、これは!!!

主役はアメリカ人のカンフー映画オタクな生っちろい高校生なのですが、選ばれし者として古代中国に似た不思議ワールド「ドラゴン・キングダム」に紛れ込んでしまった彼を、ジャッキーとジェット・リー演じるカンフーの達人が助けるっていうストーリー。
桃源郷や孫悟空、白髪魔女と言った中国のおとぎ話をベースにしたキャラクターも登場し、どこかファンタジー色が強いのですが、カンフー戦はまさにホンマモン!
混じりっけなしのホンマモンなんですわぁwww
もう、格好良すぎる~~~!!!!

J・J好きな人間なら、もちろん一番の見どころがジャッキーvsジェット・リーのカンフー戦。
ジャッキーの酔拳や虎拳が飛び出すかと思えば、ジェット・リーの少林寺を彷彿とさせる棒術やら蟷螂拳が炸裂するという塩梅。
もうチビリそう><
しかも、本人たちいわく、普通に最初から本番みたいに撮り始めたのだが、一通り終わって完璧だ!って思ったら、カメラマンがダメ出し。
なんと早過ぎてカメラが追い付いていけなかったんだとか。
2回目のリテークでは意識して遅めに動いたっていうんだから凄いっ!
あ・れ・で・遅・め・で・す・か????
ぐおぉぉぉ、DVD特典では是非是非、本物の1回目のテークを見てみたいっす~~~><

二人の息は超ぴったりで、ジャッキー映画を見慣れてる私ですら、「これっ、ジャッキー・アクション・チームの面々とやってる取り組みよりも息ピッタリで気持ちが良いじゃん!」って思ったぐらいですから、相当ですよ。
ジャッキーと組みなれてるスタントマンですら追随を許さないほどのアクションを見せるジェット・リーって、マジで凄いし。
そんな二人から厳しくカンフーを教わる主人公が羨ましくてしょうがないよ~~><
彼が本物のカンフーオタクだったとしたら、それがどれだけ凄いことなのか分かるはずだす!
震ってチビッても可笑しくないほどのシチュエーションなんだよ~~~!!

そんなマスターぁ二人の脇を固める面々も実に良い!
女優さんたちは可憐で美しくて、かつ強いし、悪の将軍に至っては威厳を体で体現してるかの様な人。
映画は出演陣のバランスが悪いと、誰かの独壇場になってしまいがちですが、この映画は結構バランスが良いので、普通の映画として見ても面白いんですよ。

ストーリーが単純ながらスッキリとまとまっており、だれる部分が一つもない!
これは脚本が本当に良くないと、なかなか有り得ないことだったりします。
カンフー映画って、往々にしてカンフーだけに頼っちゃって、ストーリーは単純すぎてつまらないって事もあるのですが、この映画に限って言えばそんな事は全くなく、子供でも大人でも十分楽しめる様に作られてましたよ。
なんせ私、速攻でDVDが発売されたら絶対買おう!って決意したぐらいですから。

うんうん。
なんか興奮し過ぎて何を書いたら良いのやら・・・。
とにかく見れっ!って感じですかね。
私、もう一回見たいぐらいですvvvv

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ドラマを見なきゃ

2008年08月04日 20時10分20秒 | 映画・DVD
昨日に引き続き、溜まってるWOWOWドラマを見ないと!って感じで頑張ってます。

んで、ドイツ生まれのコンバット・ドラマであるGSG-9のシーズン2を見ていたのです。
ドイツの警察特殊部隊に属する面々をドラマにしてるのですが、このなかのコニーっていうのがイケメンで、シーズン1の頃からのお気に入りだったのですよ。
それなのに!
それなのに~~!!

なんだかちょっと、ダークサイドの匂いがしますよ~~><
元々、結構きつい性格っていう設定で、主人公のリーダーと対立したりするシーンではイヤン><って暴言を吐いたりしてたのでしょんぼりだったのですが、シーズン2の最初の2話ぐらいでは、それどころじゃない事になってますよ。
どう見てもチームの人間を裏切ってませんか?
いや、裏切るフリして実は違ったんだよ~って展開になるとは思うのですが(多分・・・・・・でも自信無いわ)、それにしても怪しすぎるだろう、コニー~~~~!!!!><

うっうっ。

そういえば、CSIマイアミのウルフ君も、「この子がお気に入りー」とか言ってたら、思いっきり途中でダークサイドにハマって大失態をやらかしたり、傲慢な性格になっちゃったりして、イヤンだったのよねぇ。
どうして、私のお気に入りはダークサイドにハマり易いんだよ!
イケメンだからか?
イケメンはダークサイドにはまらなきゃいけない!とか言う法則でもあるのか?
でも、主任さん達はイケメン(オジサンだけど)で、なおかつ誠実な人たちだぞっ!
ダークサイドになんか惑わされたりしないっすよ???
う~~ん。
主任さん達は既にマスタークラスになっちゃっててダークサイドにはハマらないのかな。
ヨーダみたいなもんか・・。

ちぇっ。

良いよ。
ダークサイドにハマってたって、俺はコニーもウルフも応援しちゃうんだぜ!
頑張れ~~www



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さて。
続きを見なきゃ。

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【97:映画館「崖の上のポニョ」】鑑賞

2008年07月29日 19時55分31秒 | 映画・DVD
見たど~~!!!
ついに見たど~~~!!!!

いや、興奮し過ぎだろ(笑)

でも、ジブリのレイアウト展に行った時に、私以外の全員がポニョを既に見ていたという衝撃的事実を知ってから、まるで焦るかのように「見なきゃっ」って思ってたもんで、やっと見に行けたのが嬉しいんですわww

レイアウト展でも少し展示されてましたが、本編見たら本当にすげ~~って思えましたね。
何が凄いって、エンディングでのスタッフロールの短さがすげ~~!!!
スタッフロールが短いって事は、CGにほとんど頼って無いって事なんじゃん?
あのクラゲのゆらゆらやら、波のうねうねやら、魚、いか、車、船、などなど、何から何まで手描きっ!
なんて気の遠くなるような作業でしょう!!

でも、本当に見せたいのはそんなことじゃないですよね。
やはりポニョと宗助の純粋な愛情っしょっ!
「好き~~~~!」
って、あんなに簡単に、素直に言える二人がどれだけ羨ましいかっ!
ついついバカっ!って言ってしまいがちなリサと耕一が、実はお互いに気遣い合ってるって分かるのも微笑ましいのですが、やはり子供独特の純粋さで「好き~~~」って言えるポニョ達が可愛くて仕方がありませんよ。

考えたら、素直にお話が出来ないおトキさんとか、子供にどう接したら良いのか分からないフジモトとかの姿って、どこか自分に重なったりするんですよねぇ。
知恵が付くとひねくれ方も知ってしまう。
人間の悲しいサガですがな。
そんな大人が素直さを取り戻す手伝いをしてくれるのがジブリ映画とも言えるかも知れませんね(笑)

まだまだネタばれになっちゃうので余り書けませんが、とにかく言いたいのは一つだけ!
ポニョ以下、海の生物たちが可愛すぎるっ!って事だ!
デボン紀の生物のべらぼうさとかも良いし、家にこっそり入ろうとしてるタコの表情も秀逸。
ポニョの妹達も、お口をパクパクさせてる所とか超可愛いし、うっかり船内に入ってくるカニのすっとボケた所も良いっ!!
で、それらにいちいち反応してるフジモトも面白いったら!
グランマンマーレに比べて落ち着きが無いことこの上ないし(笑)

結局、全てをグランマンマーレが納めるのか?って思ってたら、意外とそれは無かったですね。
やっぱり宗助なんだ!
こんな小さな男の子の双肩に何もかもを任せて良いんかいっ?って突っ込みたいが、最終的に「スキー」で全て解決するんだから、ま・いっか~!ってなる。
そんな開き直ったストーリーも好感度高いですね。
いつになく明るい作品なんだ、今回は。

美しい背景と、背景に負けないキャラクター達。
やっぱりジブリは凄いんだなぁって再認識させられた一本でした。

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【96:映画館「ハプニング」】鑑賞

2008年07月27日 07時22分05秒 | 映画・DVD
M・ナイト・シャマラン監督の最新作です。
「シックスセンス」は、開始5分でオチが読めてしまいましたが、それでも面白く見ました。
「アンブレイカブル」は、逆にオチが読めなかったため、本当にどんでん返しで驚き、また内容がアメコミ関連だったという事もあり、実に楽しめました。
「サイン」は、あまり評判が良いとは言えなかったのですが、私個人的には心霊ネタも、宇宙人ネタも好きなので、意外と楽しめました。
「ヴィレッジ」・・サインの頃から、ちょっと繊細な心理描写が入るようになったなぁって思ってましたが、このヴィレッジではその真骨頂とも言える描写がされていて、たいしたどんでん返しも、驚くような冒険もないにも関わらず、これまた結構好きでしたww
「レディ・イン・ザ・ウォーター」・・・スイマセン。まだ見てません><

って言う訳で、友達の間ではあまり評判の良くないシャマラン監督の映画ですが、私個人的には結構好きなので、今回のハプニングも本当に楽しみにしておりました。
だって、CMや予告編の段階で、あんなに衝撃的な映像を流してたでしょう?
ちょっ、これは一体どうなるんだ!って思ったのですよ。

で、結果・・・・。
う~~~ん、これまた私個人的には嫌いじゃないですが、やはり友達には薦められないかも・・・って感じでした。
何かの答えとか、劇的な展開ってものがないと、映画を楽しめない!って方は止めた方が良いかもしれません。
途中のPG12指定に相応しい衝撃的な映像や、じわじわと真綿で首を絞められるような息苦しさ、答えは自らで考えなきゃっ!って思えるエンディングを楽しめる私の様な人間ならお勧めです!

正直、シャマラン監督が、これほどの衝撃映像を撮るとは思って無かったので、まさに思うつぼな反応してたんじゃないかしら、私ってば。
本当に「ひぃっ><」って目をつぶりそうになりましたです。
とにかく人が自殺をする訳ですが、その自殺の仕方が尋常じゃないんですよ。
自爆テロだってアンナに凄くはないはずだ!
一体どうやって撮影してるんだろう???
リアルに凄過ぎて、CGなのか、特殊効果なのか、もはや分からんっす。

ちなみに、そんな衝撃映像と相反するように、脅威となる対象というものは目に見えません。
風がざわざわ~~っと木の葉っぱを揺らす描写が入ると「何かヤバそう!」って分かるのですが、それ以外は、音が鳴るわけでも、ガスが出るわけでも、影が射すでもないんですよ。
本当に全く目に見えない脅威な訳です。
ちょっ、一体何に怖がれば良いのやら?!って一見思うのですが、なにせ人が自殺する時の衝撃映像を覚えてますから、やっぱり怖いっ!
なんか良く分からんが、早く逃げて逃げて~~~~><
って応援しちゃってました。
これまた監督の思うつぼな気がする・・・・(笑)

エンディングではいわゆる良くある展開となる訳ですが、その直前に入る「博士の推論」というのを見ていますから、何となく感慨深く終れます。
この辺が、ただのホラー映画と、シャマラン映画の違いなんでしょうね。
怖がらせるだけが目的じゃなくて、ちょっと考えないといけないなぁ・・・って思わせる。
そのリアルな部分が良いんだよねwww
いやはや、今回はまさにシャマランさんにしてやられたって気分だわ・・・・。

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【95:WOWOW「コナン ザ グレート」】鑑賞

2008年07月25日 07時20分26秒 | 映画・DVD
いまやカリフォルニア州知事になっちゃったシュワちゃんですが、そもそもこの映画でブレイクしたんですよねぇ。
テレビでは続編の「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPart2」の方がやたらと再放送されてて、肝心のシリーズ第1話の方が再放送されないんで、むむぅ~~と悔しく思った事がありましたよ。

というのも、私個人の好みとしては、アドベンチャー色が強くて神話色が薄れたPart2よりも、第1話のコナン・ザ・グレートの方が好きだからなんですわ。
ただのバーバリアン(野蛮人)の頃のコナンが描かれてるのも好感度大ww
闘技場で勝つことだけしか目的を持たなかったコナンが、クロム神に導かれるように岩場に辿り着き、自らの剣を手に入れた時に初めて人間らしくなるんですが、この時の鎖を切り離す仕種が格好良くてねぇwww

その後も、盗賊仲間に出会ったり、運命の女性に出会ったり、魔術師に出会ったりしつつ、殺された両親の敵を探すのですが、どこか講談調というか、まるで小説を読んでいるかのような展開になってるのです。
それがかえって原作をリスペクトしてる感じがして、これまた高感度アップな訳です。
特に一度死にかけたコナンが、魔術の力で生き返る!な~~んて展開など、まさに神話ストーリーに相応しいじゃありませんか!!

画面の構図にしても、どこかコナンと言う存在を「王」に相応しく見える様に構成されているみたいで、光を背負ってポーズを取ったり、ロウソクの明かりで不思議な雰囲気を醸し出したりと、なかなか凝ってますよ。

コナンのシリーズは原作ではもっとたくさん出版されていて、映画化されたのはその一部分だけだったのですが、出来れば1話の最後に魔術師が言うように
「コナンが王になるまでの物語はまたいつか、お話しましょう」
の宣言通り、もうちょっとシリーズの中の話を映画化して欲しかったなぁwwww
どこか、神話がまだまだ実生活に繋がっていた時代の話って惹かれちゃうんですよねぇ(笑)

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【94:映画館「インディジョーンズ クリスタルスカルの王国」】二度目鑑賞

2008年07月18日 01時41分09秒 | 映画・DVD
2度でも3度でも見に行くぞ~って言ってたのに、2度目までにずいぶん間が開いてしまいました。
でも、ある意味、今日がギリギリでしたね。
なんせ、明日から世間は夏休みなるものに突入するらしいですから、子供の奇声に惑わされず見に行ける最後の日だったという訳です。
お陰さまで当初の目的=「字幕に頼らず、頑張って英語を聞くど~~」を達成することが出来ましたww

いや、やっぱり2度3度見る事によって良さを再確認出来るんですよねぇ。
出来ればセリフのほとんどを覚えてしまうぐらい見たいところなのですが、さすがに金が持たないので、そこはDVDに頼る事になるっしょ。

う~~~ん、しかしマット役のシャイア君は本当に可愛いなぁvv
キョトンっとした時の顔が最高にラブリィっすよ。
マット=雑種犬っていうネーミングのまんまのキャラっていうか、そういうパロディ的要素が本当に上手いなぁって改めて思いました。
自分の本名を嫌ってマットっていう犬っぽい名前を勝手につけちゃう所とか、バイクに乗って敵をやっつけた時に、マット君一人が悦に入っててインディが非難めいた視線を送る所とかは、まさにかつてのインディとパパのヘンリーのやり取りそのものだし。
ジュニアって言うな!って反抗する所とか、罠にかからない様にマット君を待たせる所とか、とにかく小さいものまで含めたら、本当に数えきれないぐらいのパロディがあるんですよね。

ファンをにんまりさせつつ、新しいストーリーでぐいぐい引っ張って行く構成が実に秀逸。
良い脚本が出来るまでずいぶん時間がかかった、ってルーカスやスピルバーグ、ハリソンなんかが言う通り、続編ものにありがちな二番煎じとは全く無縁のインディシリーズって感じですねww

それにしても、モーゼの十戒を納めたとされる「聖櫃」
神のパワーが宿るとされる「サンカラストーン」
イエスの血を受けたとされる「聖杯」
神と崇められた、ある偉大な存在の「クリスタルスカル」

と、畏怖すべき不思議な力の数々を目の当たりにしてきたインディ・・・・。
こんだけ色々見ちゃったら、生半可な不思議体験じゃ驚かなくなるんじゃないかしら??なんて余計な事を考えてみたり(笑)
恐れ敬う事を忘れた敵が自らの傲慢から滅び、尊敬の念を忘れなかったインディが助かる・・という構図を保つためには、インディ君にはいつまでも初々しいまでの考古学への情熱を持ち続けてもらわないといけないですから、これは結構重要な事ですよ!
無感動になったインディなんか、インディじゃないから!

是非是非、続編でも、あっと驚くような体験をして欲しいねぇww
そう、つまり続編、超希望って奴です!
とりあえず、それまではクリスタルスカルをもう一度見に行って、自らの欲求を満たさねばねww



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【90:WOWOW「ゲゲゲの鬼太郎」】を鑑賞

2008年07月14日 07時25分37秒 | 映画・DVD
今公開中の「千年呪い歌」じゃなくて、映画第1弾の方です。
私は原作を読んだ事は無いのですが、相方によると原作の中の2話くらいをくっつけたような話らしいですね。
九尾の狐とか天狐が出てくる話をメインに、妖怪大裁判も入れ込んだ感じでしょうか。

いやぁ、まさかゲゲゲをリアルな役者さんが演じるとは思いませんでしたねぇ(笑)
ちょっと前に公開された「妖怪大戦争」に触発されたんでしょうか?
これはイケる!って思ったのかも知れませんねwww
でも、実際見てみると意外とイケてましたよvv
メイク技術とデジタル加工技術が相当高くなってきたために、妖怪という、一見リアルで見ると違和感を抱きかねない存在も、「なんかアリかも!」って思わせてくれてましたよww

それにしてもウェンツ君を鬼太郎に据えるとは恐るべし。
鬼太郎は妖怪世界ではイケメンという設定だったのか!と改めて思ってみたり・・。
私は、アニメの生真面目な鬼太郎しか知らないので比較のしようがありませんが、ウェンツ鬼太郎君はちょっと不良っぽくて新鮮でした。
「ええ?仕事~?なんか、かったる~い」
みたいな空気が見えたりして、正義感、正義感してない所がかえってリアルっぽくて良かったですよww

又、田中麗奈=ネコ娘、大泉洋=ねずみ男、というキャストの選び方も秀逸でしたねぇ!
人間なのにココまで似合うかぁ!っていうねずみ男っぷりも凄かったですが、ネコ娘が!!!
ちょっと、男でもないのにドキドキしちゃったんですけど!
スカート丈が短い短い!
鬼太郎ってば何でこの可愛らしさに気付かないかなぁ・・・。
結局、人間の女の子に惹かれちゃうんだもんね。
これはやはりお約束なのか・・・。

ストーリーはかなりシリアスでした。
人の生死を真正面から扱ってるかと思ったら、大き過ぎる力に対する責任感とか、約束を守る大切さ、みたいな事まで、短いながら基本をしっかり押さえて描いていましたね。
本格的なVFX特殊効果が派手で見落としがちですが、水木先生が描きたかった鬼太郎ストーリーはちゃんと伝えていた気がします。
ちょっとエンディングが都合良すぎるというか、少年に優しすぎる気がしましたが、そこは御愛嬌って事ですかね。
代わりに鬼太郎君が可愛そうな終わり方だったしね(笑)

個人的には西田敏行さんの演技が好きでしたww
素~でオヤジだし!
一番オイシイところ持って行ってなかったか?
小雪さんも相当オイシイと思いましたが、ここは美しくないけど西田さんに一票!(笑)

現在、新作が公開されてますが、また西田さん出てたら面白いのになぁwww
と、微妙に期待してたりします。

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【89:WOWOW「合衆国壊滅 M10.5」第1話】を鑑賞

2008年07月01日 18時22分19秒 | 映画・DVD
映画っていうよりは、ドラマの枠に入れるべきなんでしょうね。
まだ第1話しか見てないのですが、本当にこんな事があったら、世界経済が大パニックですよ!

ストーリーとしては、アメリカの西海岸でマグニチュード7以上の地震が、活断層沿いに連鎖的に次々と起こり、最後にはマグニチュード10の地震により西海岸が海に沈んでしまうかもしれない!という危機に直面した人々を描いた作品です。
物語は、大統領とその腹心、カリフォルニア州知事と腹心、州知事の別れた夫と娘、ロサンゼルスの救急病院の外科医たち、地震研究のスペシャリスト達という、複数の視点で描かれており、多角的に「地震」という脅威を描いてたりします。

何分、まだ第1話ですので、最初はほとんど中心人物たちの紹介に充てられていますが、それでも既に大きい地震が3回も起こっており、カリフォルニア州が超ピンチですよ。

岩手ででっかい地震が起こったばかりであまりにもタイムリーに見てしまいましたが、地面の躍動って本当に怖ぇぇぇぇ!と改めて思いました。
空を飛べる鳥と違って、地面に貼り付いて生きるしかない人間の何と無力な事か・・・。
まぁ、ドラマでは、そんな無力感を振り払って、運命に必死に逆らおうとする勇気ある人々を描いてるんですけどね。

ドラマは後2話残ってます。
とりあえず、まだまだどういう決着が付くのか分かりませんので、感想はこの辺でとどめておきますです。


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【86、87、88:民放「マトリックス・リローデット」「マトリックス・レボリューションズ」「T2」】

2008年06月29日 10時44分34秒 | 映画・DVD
T2=ターミネーター2をテレビでやってたので、何気なくチャンネルを合わせていましたよ。
ってか、先週・先々週と、マトリックス・シリーズやってたので、そちらも何気なくチャンネル合わせてました。
で、あまりに何気なくチャンネルを合わせちゃってたので、カウントに加えるのをすっかり忘れてました。
だって、再放送を既に今までに何回も見てたし、そのせいでそこまで真面目に見てなかったからさぁ。

というか!
真面目に見られなかったのには、もう一つ理由があるのですよ!
CMだよっ!

なんなの?最近のあのCMの入り方はっ!

昔は定期的に15分ごとに30秒とか1分とか入ってたと思うけど、最近のCMの入り方は意地が悪い!
最初の30~40分くらいは全然CM入れないで番組に引き込んでおき、映画が佳境に入る最後の方では、5分~7分に1回、2分近い長さのCMが流れるんですよ。
意図的すぎて腹が立つ!
お陰で本当に映画が好きな人間にとってみたら、興がそがれる事この上ない!!!

そりゃー、佳境まで行ったら、エンディングが気になるから、どんなにCMが頻繁に入ろうがチャンネル変えようなんて考えないだろうさ。
でも、そういう心境を逆手に取ってCM流すのはやめてほしい!
テレビって娯楽のために有るんだろう?
視聴者を楽しませてナンボっなんだろう???

だったら!!

視聴者が楽しめない様なCMの入れ方するのは止めれっ!!!

逆に、そういう状況で入っちゃったCMで流れてる商品に、悪意に対する憎悪が投影されてしまうわっ!

ムカムカ。

昔はもっと日曜○○劇場とか、金曜ロー○ショーとか、楽しみに見てた気がするが、最近のCMの入り方のせいで、ガタンと見る気が失せてますよ。
だからDVDとかレンタル、果ては衛星放送に流れるんだよ。

つい最近、水野晴郎さんが亡くなられましたが、・・・・・・そして、淀川長治さんも亡くなられましたが、昔は彼らの映画解説が楽しみで見ていたってのもありました。
どんなに映画が面白いものかを、本当に嬉しそうに解説して下さる、あのような偉大な映画解説者たちを擁していた過去がありながら、最近の「映画の楽しめない番組構成」ときたら・・・・・
本当に嘆かわしいっ!><

ああ、私がココまで吠えるのも珍しいんだからねっ!
本当は悪いことなんか書きたくないんだからねっ!
でも、あまりにも昨日見てて悔しかったもんで・・・つい語ってしまいました。
はううう。
映画は何も悪くないです。
むしろ、3本とも大好きな映画です。
いっそ、もう一度DVDで見直そうかなぁ・・・・・・orz



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【85:WOWOW「ラストホリデイ」】を鑑賞

2008年06月24日 18時21分15秒 | 映画・DVD
残念ながら前半部分を少し逃してしまいました。
というのも、そもそも見ようと思ってたわけではなく、テレビを点けっぱなしにしてただけなので、ふと気付いたら始まっていたって感じです。

ところがいざ見始めてみると、本当だったら出かけるつもりで用意していたカバンやパーカーを再び降ろし、すっかり椅子に落ち着いてガン見しちゃっていました。
凄いっ!面白いっ!

良く良く考えると、クイーン・ラティファが出ている映画はこれで3本目。
最初は「TAXY NY」の、超破天荒な性格のタクシー運転手。
次は「ヘアスプレー」での、黒人差別主義と立ち向かう頼れるママ。
そして今回の「ラストホリデイ」ですよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?あれ?
ウィキで調べたらもっと見てたよ??
「ボーン・コレクター」に「シカゴ」、「アイスエイジ2」(声の出演)に「北極のナヌー」(ナレーター)??
そうだったのか!
気付かなかったよ。
って事は、「ラストホリデイ」は7番目の映画だったですか。

ちょっ、それにしても、どれもこれも素晴らしい映画ばかりじゃないですか!
これほど出演作でハズレの少ない女優さんも珍しい!
ってか、元は歌手だべ?彼女。
もはや、女優として成功してると言っても過言ではありませんね。

さて、「ラストホリデイ」です。
ストーリーとしては、内気ゆえ何事にも控え目に、じみ~~に生きてきたジョージア(クイーン・ラティファ)が、余命3週間と申告された事をきっかけに、自らの「憧れファイル」を実現しようと決意する所から始まります。
銀行から全財産をおろし、飛行機を予約。
ヘリコプターで超高級ホテルに乗りつけ、スイートを借りる事を即決。
レストランでは、憧れのシェフ・ディディエの作るお勧め料理を全て一度に注文し、スパーでは、マナーの悪いお客にハッキリと物申す。
今まで内気だったのが嘘の様に生き生きと振る舞う彼女に魅了され、次々と大物客や政治家が近づいてくるが、誰も彼女が元デパートで調理器具の販売員をしていたとは思わない。
だが、彼女が本当に実現したかった「憧れファイル」は別にあった。
写真を切り貼りして作った、同僚のショーンとのデートや結婚式のシミュレーション写真。
しかし、内気な彼女は想いを打ち明ける事なく、遠く離れたチェコに来てしまっていた。
一方、ショーンはショーンで、ジョージアが余命3週間である事を知り苦悩する。
彼もまた、密かに彼女に憧れていたのだった・・・。
やがて政治家や自分の上司をも巻き込む大騒動が発展する中、ジョージアはある真実を知ることになる。
さぁ、果たして憧れファイルは実現できるのか?
と言った感じ。

最初は「何で自分だけこんな目にあうのか!」と神に怒りをぶつけるジョージアですが、開き直った途端に運が向いてきて、何をしても大成功。
ギャンブルでは大勝。
雲の上の人間のはずのシェフ・ディディエからは「お気に入りの客」とまで言われ、地元政治家ですら彼女の事を気に入ってピッタリと付いてくる始末。

いやぁ、ここまで見事に開き直って「成功」を描くのも凄い!
裏でチョコチョコと汚い画策をしようとする元上司の姿と対比して、実に彼女の清々しいこと!
本当に心地いいんですよね!
時々、自分が死ぬ事を受け入れてため息をつく彼女を、本気で応援したくなってしまう。
いや、応援したくなるような素敵な女性に生まれ変わったジョージアを見て、自分もこんな風に変われたら!って感情移入してしまうんですよ。
うじうじ小さい事で悩んでいた自分を笑い飛ばし、人生一回こっきりなんだから!と大胆に振る舞うジョージアの姿って、実に小気味いい!

勿論、映画だからこそあれだけ成功するってのは分かっていますが、そこにカタルシスを感じるんだから仕方ない!
ここは素直にすがすがしい気分を味わった人間の勝ちでしょう!
オチは出来過ぎなぐらいでしたが、それすらも笑って許せてしまう心のゆとりが大事ですよね!
うんうん。
落ち込んだ時に見るのに丁度良い!そんな映画ですvv


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【84:映画館「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」】を鑑賞

2008年06月21日 12時26分57秒 | 映画・DVD
新宿だし、全席指定の映画館だし、まず見れないだろうなぁなんて覚悟して行ったのですが、なんと12スクリーンある内の、3~4スクリーンをインディに充てるという大サービスにより、恐ろしい程の収容人数。
お陰様で、15:30頃に着いたにも関わらず、21:00の回を楽々予約することが出来ました。
あ、19:00台までは全滅。
20:00台は残り74席って感じでした。
21:00台は二重丸◎印だけで、何席残ってるか分からんかったが、まぁまぁ余裕だった。
中には時間の都合上、吹き替え版で妥協する人もいたんだろうなぁ・・・・。

歌舞伎町で見るという選択肢もあったんですが、しかも歌舞伎町なら二人とも1000円で見られるんですが、それでもわざわざ前売り2枚買って新宿3丁目に行ったのには訳があるっすよ。
水曜日のレディスデイすら無い映画館なのですが、とにかく設備が新しいし、音響が素晴らしい!
座席に相当の角度が付いているので、目の前に人が座っても全然気にならないぐらいの段差がある!
座席の座り心地が良い。
どうよっ!
やっぱり300円余分に払ってでも、こちらで見る価値があると思いません??

そんなわけで、実に至福の時間を味わう事が出来ました。
いや映画館の出来もだけど、映画の内容自体が


期待していた以上に素晴らしい内容でした!!!!!
インディ万歳っ!!!!!!!!


あんだけ期待しまくっていたのに、その期待を上回れる映画って凄くないっすか??
ああ、でも、ネタばれになるから語れない><
とにかく、過去のインディ作品に留まらず、スターウォーズとか、その他の有名な映画なんかに捧げるオマージュの多いこと、多いこと!
あっ、これあの映画のこのシーンへのオマージュだっ!とか、
うわ、このセリフは、あの映画の親子の会話そのまんまやんか!とか。
とにかく見付けるたびにニヤニヤしちゃうもんで、ほぼ全編ニヤニヤしっぱなしでしたよ、私。(笑)

しかもストーリーは絶妙だし、アクションの泥臭さもインディらしさ大爆発だし、まじで言う事ないっす!
本当に面白いっ!
俺は更にこの後3回は見に行くだろうね!
DVDなんか待ってられるかい!

そうそう、ストーリーと言えば、今回(いや毎回か)、前情報の類は一切聞かない様にしてたので知らなかったのですが、めちゃめちゃ私好みの話だったんですよ!
考古学と あ の ジ ャ ン ル が合体するなんて、、、、私を興奮で殺させる気ですか??
オチも、例のあのジャンルで有名な映画のエンディングのお約束をしっかり守っていて、まさにキターーーーーーーーー!!!!って叫びたくなりました。
ああ、幸せ!!!!!
しばらく、この興奮が冷める事はないでしょうね。
うふふふふふ。

あっ、今回初登場の若者マット役のシャイア・ラブーフ君は、最高に良かったです!!
ハリソン・フォードとの相性も抜群に良かったですし、設定との相性もばっちり!(設定って書かないとネタばれになるのが辛い><)
彼自身は大御所映画に出るってんで緊張もしたのでしょうが、そんなの臆面にも出して無かったですよ。
画面上での彼は、本当に堂々としてるし、実に自然に掛け合いをしてるし、物凄く頼りがいのある若者でした。
ここまで凄いとは正直思ってませんでしたよ。
シリーズが続くとしたら、間違いなく彼が出続けないといけませんぜよっ!

あと、誰もが気になっていたハリソンの年齢の高さですが、驚きました。
なるほど、そうきたか~~~~!!!という設定の妙により、全く気になりませんでした。
いや、むしろ、今のハリソンにしか出来ないインディじゃないっすか!
クローズアップになっても、「ああ、年齢が~~」なんて思ったりする事なく、ってかそんな暇ないから!
結構、考古学的な話になると、ストーリーに付いて行くので精一杯になるから、台詞に集中っすよ。
まさに、お見事!!

監督が「インディを最も理解してるのはハリソン自身だった。インディが言わなさそうな台詞があれば、彼がちゃんと教えてくれたよ」って言ってるのも納得です。
ハリソンは、本当にインディそのものなんだなぁって、改めて認識しました。
そう、インディというキャラクターを演じるというより、インディの人生丸ごとひっくるめて、彼はインディそのものとして、画面の中に存在しているんだ!って感じなのです。
だからこそ「インディを演じるには年を取り過ぎてるんじゃないのか?」なんていう批判は全くの的外れ!
だって、インディという人間が実際に居るとしたら、当然、年もとるし、あの年代のインディだって存在することになるわけでしょ?
だから、監督や脚本家、ハリソン達は、あの年代になったインディが何をしているのか?って事を想像するだけで良かったんですよ。
だ か ら ! 心配なんて、全くの無用でした!!!

インディ・ジョーンズという映画が、いかに素晴らしいか、逆に再認識出来て本当に嬉しいし、タイムリーに映画館で見に行けて実に幸せですっ!!!
歴史の1ページに立ち会えたって感じだわ。

さあ~~~~~って、次に見る時は英語を意識して見て~~~、更にその次は、背景の細かい所にユーモアが潜んでいないか探してみて~~、更にその次はサウンドを意識して見て~~~~~。
ああ、なんか見る回数足りねぇ!
まぁ、良いや。
とにかく次は字幕に頼らず、英語を聞くのだっ!

あ、今回も、これだけは絶対に聞き間違えたりはしないよ、っていう英語があったよ。
SWファンなら鳥肌が立っちゃうアノ台詞!

I have a bad feeling about this....
イヤな予感がする・・・

を、ハリソンの口から聞けるなんて・・・・・、超幸せだぉ~~~~~!!!!
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