イマコト

ありのまま きままに 日々の中での あれこれ

武士道と信頼感

2012-01-16 23:07:54 | 一日一話(松下幸之助)

昔、武士は庶民の上に置かれ、尊敬されていた。
これは一つには、武士が武力を持っていたからとも考えられるが、それだけではない。

やはり武士は道義に厚く、武士としての精神を忘れず、
いわゆる武士道に徹することにより、庶民の信頼と尊敬をかち得ていたものと思う。

これは会社の中でも言える。
経営者には経営者道、従業員にはいわば従業員道ともいうべきものがあると思う。

それぞれ当然やるべきことがある。これをお互いに責任を持って貫いてゆくというところに、
信頼関係の基礎があり、その信頼関係を高めてゆく推進力があるのではないだろうか。

まずお互いの立場で、それぞれの道に徹したい。

※松下幸之助【一日一話】より


それぞれが自分の力を出しきる

2012-01-16 13:27:42 | 今日の言の葉種(学び)

勝ち負けを競わないということは、
それぞれが悔いなく自分の力を出しきるということです。

運動会の競争で言えば、一等になった人は、勝ったのではありません。
それは、自分の能力を発揮したのです。

最下位の人は、負けたのではありません。
その人なりの、自分の能力を発揮したということなのです。


※ブッダの教え一日一和(今を生きる366の智慧)ヨリ